地震とPTSD

投稿者: | 2011年3月13日

横になりましたが春を伝えるしだれ梅です

紅梅です

農園は梅の花が満開

                   
 春子のシイタケ採集も終わりになりました



先週からつくしも出始めました。

九州では春が来ているというのに、寒い地域での大地震と津波で日本は大変なことになっています。さらにメルトダウンが起こらないようにと祈るばかりです。災害に遭われた人は大変です。しかしまだマスコミでは話になっていませんが、実は被害に遭われた方にとって辛いことは、これらのことが心の衝撃となってPTSD(外傷後ストレス障害)になる可能性があるということです。うつにならないように早期の心理的精神的なサポートが必要です。
 みんな自分の人生は長くつづき平和りに進行すると思い、毎日を希望に燃えて元気で生きています。ところが人生そうでもないという重大な事件に遭遇すると、心理的にとらわれる傾向の強い人は、その時から人生が前向きにならず、生命の漠然とした不安からパニック障害やうつ病になる危険度が高くなります。毎日地震の悲惨な場面のことばかりが報道されていますが、北九州市や福岡市も救援に行っており、医療機関も収容の準備をしているようなので、一般の人はあまり恐れ過ぎず遠いところの人は、献血や寄付などの自分で出来る前向きの行動をしたらよいと思います。
カテゴリー: 日記

熊井 三治 について

経歴 西洋医学、東洋医学、環境医学、自然療法などの多面的医療を展開しています。多くの友達申請有り難うございます。申し訳ありませんが、基本的には知人友人を中心と致しておりますので、宜しくお願い申し上げます。 自己紹介をカスタマイズ 鞍手クリニック 院長 Director 以前の職業: 朝日新聞西部本社の所長・産業医 出身校: 鳥取大学医学部 福岡県立東筑高校に在学していました