
最近ホメオパシーの旗色が悪い。日本の学術団体よりホメオパシーは荒唐無稽のお墨付きを頂いてしまった。しかし適応が間違えたからと言って、ホメオパシーそのものが危ないものでもない。日本東洋医学会の専門医を以前から持つ私でも、何回か挑戦して諦めたことがある。ホメオパシーは奥が深く難しくその適応にあたっては細かい判断と経験がいる。統合医療、全体医学を目指す私にはホメオパシーを集中的に勉強する時間がありません。しかしホメオパシーはヨーロッパでは日本の漢方治療のようなものであり、日本でも簡単なレメディーによる治療が行われているようだ。治療と言ってはいけないかも知れないが。。。
ただ、自分がわからないからと言って相手の学問を荒唐無稽というのは如何なものかと思いますが、皆さんどうでしょうか。医療は医学者の立場と患者の立場によって随分違います。医学者は誰にも効く平均的な治療しか認めません。でも患者は自分に効く治療が一番良いのです。一つしかない命がかかっていますから。玉川温泉にも行けばメキシコのゲルソン療法を受けにも行きます。
いずれにしても統合医療を目指す私としては、こういう正統派医学者から避難されることを覚悟しておかなければならないというゆうつな話です。
上記写真は青汁の材料のケール(キャベツの原種)の葉です。