投稿者「熊井」のアーカイブ

死なない犬(iPS細胞もSTAP細胞も今そこにある病気は役に立たない)


自分の本の売れ行きをチェックしに本屋に出かけました。しかし毎日200種の新刊本が出版されている現在、30冊平済みされていた私の本も売り切れるか返品されてしまったかでもうそこにはありませんでした。代わりに興味ある本がありましたのでタイトルで買いました。


まだ完全には読んでいませんが、おおよそは私の統合医療の方針と合致していました。ラドン温泉によるホルミシス効果も高い評価をしていましたので満足です。また酵素の働きを強めることも賛成です。低カロリー低炭水化物色が長寿への道を開き、免疫力を高めガンを防ぐことも実験でわかってきています。しかし末期がん患者に断食は少し危険かとお思います。もちろん著者は半断食を勧めており、腸内細菌や酵素の力を使って効率的な食事を勧めています。要するにガンの自然治癒を引き出す食事です。

 著者はガン細胞が糖のみを餌にして増殖していることを逆手に取っています。血糖が多すぎると発がんの危険がありますので、ファスティングしてケトン体で勝負、すなわちガン細胞に栄養をやらずにさらに正常細胞も浄化し、自然治癒力を高める作戦と言ったところです。私は統合医療をやってみてつくづく思うのですが、一番やりにくいのが家族がいない癌患者さんです。何故かと言うと料理が難しいからです。熱心な家族のいる患者さんは治る可能性が高いけれども一人暮らしの患者さんはとても難しく感じます。ですから本当は統合医療の治療所が必要なのですが、経済力とマンパワー不足で難しいのです。

 しかしながファスティングに関しては私は著者と少し考えが異なります。それは飢餓状態そのものが遺伝子そのものを活性化するということです。説明すると長いので私の本の5ページほど読んで頂ければと思います。



1998年に書いた本です。







iPS細胞やSTAP細胞は統合医療的ではありません。ですから今そこにいるがん患者さんには全く役に立ちません。再生医療も先の長い話です。むしろ遺伝子操作や酸刺激で細胞を初期化してもそれは発がんの危険性を高くするという問題点があります。少しニュアンスは違いますが、ガンに対する抗がん剤的な発想に近いかもしれません。パーキンソン病や加齢黄斑変性も統合医療的な対応で発生を防止したり進行を阻止るる事の方が現実的です。もしかしたら断食も良いかもしれません。とにかく幼いころ父のガン死を経験した私は、今役に立つことしか全く興味ありません。

心身一如、色心不二心身一如という言葉は心療内科の言葉で身体と心は相関していて、実際は一つですと言うこと、ですから身体の病気と言えど心理的な要因も治療しなければならないということです。色心不二とは宗教的な言葉で、この世の肉体的な世界は心すなわち空の世界と同じで分けられないということです。この心の力を皆軽く見ています。目に見える肉体の世界がすべてと思っているから色々な病気が治らないのです。人のことは言えませんが。。。実際はプチ断食をして全身の細胞を初期化(私は原始化と呼んでいます)すればいいのです。むしろ癌化を促すような酸化刺激や遺伝子操作や放射線刺激といったストレスでなく、飢餓状態と言う安全なストレスで細胞を原始化すれば再生能力もしくは正常化能力が高まるのです。

釈迦は断食で悟った。29歳で出家したゴウタマシッダールタはヨガや瞑想をしても悟れず、36歳の時にピパラに木の下で死を決した断食に入ります。これで悟らなければこのまま死のうと考えていました。そして彼の全細胞は原始化され脳からはアルファ波やシーター波がバンバン出て、とうとう悟りました。宇宙即我です。すなわち自分が宇宙であると。どういうことかと言うと、この3次元の世界の裏には心すなわち空があり、その世界からこの3次元世界が作られているということを悟ったのです。空に至った釈迦はもはや宇宙の創造主に近いところに来たのです。

5000人分食事のパンと魚を天から降らせたイエスこんなバカなことがあるかと皆様は思うでしょう。私は信じます。空の世界に入れた人は物質化という奇跡を行うこともできるのです。高次元の世界はものすごく高エネルギーですから、何でも作ることができるのです。実際はもっと複雑ですが。。。釈迦は誰もが悟れると言います。実際500羅漢といって釈迦の周りでは500人のアラハンが生じました。

 統合医療とみて期待してアクセスしてきた人はいつも変な政治の事や原発の事を書いているのでガッカリしてきたことでしょうが、今回は少しだけまともなことを書きました。たとえガンであっても諦める必要はありません。自分の心の力を信じてください。あなたの強い心とちょっとした知識と知恵があればあなたに治せない病気はありません。

 

ダイエット大作戦(足首が治りません)


12月に痛めた足首が治らずに困っています。がん治療のために作りかけのラドン洞窟を中断していましたが、急遽プロパンガスを付けてもらって、自分だけのために洞窟内で足湯ができるようにしました。


足湯用のバケツを買って用意しました。


42度に設定してお湯を入れます。


こんな感じで足首を温めました。


本来ガンの治療に使う予定でしたが、消費増税前の駆け込みで土建業者の人が忙しく、全然こちらの仕事をしてくれないので工事が終わっていませんが、とりあえず自分の病気から治してみることにしました。

骨肉腫かと思いましたそれほど痛めていないのに、あんまり足首が治らないので癌の骨転移か骨肉腫かと思いバイト先の病院でレントゲンを撮りましたが、骨折もその他の骨破壊もありませんでした。筋を痛めたことになりますが、レントゲン技師の話ではこれが結構治りにくく、治っても再発すると聞いてガッカリしました。得意の光針も効果なく、あとはこのラドン温泉の効能を期待するしかありません。


汁ビーフンセット500円


とんこつラーメンセット650円


肥満が一番悪いよくよく考えるに足首は一番体重がかかる所、だから治っても長く歩くとまた悪くなります。これを防ぐにはダイエットで体重を落とすしかありません。光針治療に来る患者さんにはいつも「体重を落としなさい」と言うのですが、自分もその対象になりました。毎日10キロの荷物を背負って歩いていれば、足首は治りません。ダイエットの誓いが必要です。がん予防よりは今はダイエットが必要です。コレステロールが高いくらいではダイエットする気にはなりませんでしたが、足の痛みは猛然とダイエットのモチベーションが高まります。人間は心臓が悪くなる前に膝などの足の関節が悪くなります。それは心臓が悪くなってから動き回られると心臓に悪いので膝を悪くすることにより心臓を守るのです。人は悪くなるのも順番があるということです。と言うことは私も心臓を守るためにも本気で痩せなくてはならない年になったということです。

博多では痩せられない世の中デフレ脱却と言いますが、とても福岡の物価を見てインフレが来ているとは考えられません。特にとんこつラーメンと牛丼ぶりセットはうまくて安い!これが塩ラーメンセットだと550円ですから驚きです。でも博多ではやはりハイパーカロリーのとんこつラーメンです。噛み応えのあるきくらげ、ネギ、分厚いチャーシュウ、とんこつ味がまったりとしみこんだ細めのめんは最高にうまいのです。何故かどんぶりが皿の上に載せられそのさらに汁を沢山わざとこぼしてあるのですが、意味不明です。福岡では食べ物が美味しくて安くて痩せられません。しかし本日の体重64.5キロ戦いは始まりました。

原発反対(くるい始めた自然、人間にもやがてやってくる)


今から20年以上前に発見した水仙の奇形花。花弁だけでできた花でおしべもめしべもありません



これが元々の水仙です。




今年発見した別の水仙で、小型の白い水仙の奇形花です。



本来の水仙は、元々可憐な白い小さな水仙です。


慟哭の春昔、農薬で虫や鳥がいなくなる恐ろしさを訴えた「沈黙の春」と言う本がありました。しかし今はもうそれ以上の状態になってきました。農薬は自然の中の微生物ですぐに分解されてしまいます。しかし放射性同位元素は何十年何千年何万年の単位で害を自然に与え続けます。そして生きとし生きる者の遺伝子を傷つけそれが戻ることはありません。またその奇形が改善することなく滅んでしまうのです。ですから私はこの状態はまさに慟哭する自然とみることもできるのではないかと思います。悲しい事が起こってくる前兆の春です。

温暖化の原因は147回に及ぶフランスの環礁地下核実験メタンガスは炭酸ガスの20数倍の温暖化効果があります。環礁はサンゴやその他の生物が沢山いるところで海底にはそれらの死骸からのメタンガスが沢山埋もれているところです。それが核実験で一気に大気中に放出されるのです。それはそれは大量のメタンガスが大気中に放出されます。フランスは今でも海に放射性廃棄物を多量に垂れ流しており、挙句の果てに海底原発を計画しいる。海で冷却されて遮蔽がそれほどいらず、建設が格安で、テロにも強い(200メーターくらいでどこが!?)とのことである。フランスは原発で発電した電気を近隣諸国に売っており、この構造は止まりそうにない。自分で核実験をして地球温暖化を起こしておりながら、温暖化防止に原発を推進とは聞いて呆れる。とんでもない国です。もっともアメリカの66回に及ぶビキニ環礁での核実験もありましたが。。。日本も外国に原発を輸出しようとしていますが、フランスの真似をするのはもうやめてほしい

ホピの予言時々出すので新鮮味はありませんが、もう一度ホピの予言を「母なる大地から心臓をえぐり出してはならない、もしえぐり取ったならば、それは灰のつまった瓢箪と化し、空から降り、やがて世界を破滅に導く。この瓢箪の灰は、恐ろしい破壊力を持ち、川を煮えたぎらせ、大地を焼き尽くし、生命が育たなくなる。そして人々は不治の奇病に苦しむのだ。」つまりそういうことです。ついでにもう一つ予言紹介「一人一人が、来るべき山を越えるための準備をせよ。準備してしすぎることはない。それが長きにわたるかも知れないからだ。都会に住んでいる者は、もし明日、全ての食料供給が絶たれたらどうするのか、考えておかねばならない。」と言うことです。要は自然を大切にしなさいということです。

小泉氏元首相の懺悔?/strong>私が小さいころ、叔父が花を作って生計を立てていました。そのころの名残が農園のあちらこちらに有って、春は色々な花が咲いています。水仙は特に自然の厳しさに強く、何も手入れしないのに何代にもわたって咲き続けてきています。今までその水仙に奇形花を見たことは一度もありませんでしたが、チェルノブイリ以降に1か所、そして今回の原発事故後にもう一か所出ました。こじつけと言われればそれまでですが、関係が無いとも言えないのではないでしょうか。核実験より原発事故の方が放射性同位元素は多く飛び散ります。特にプルトニュウムやストロンチュウムの影響は強いのではないかと考えています。小泉元首相が原発ゼロと言っています。小泉首相と言えば医療崩壊と非正規雇用の労働崩壊と賃金低下のデフレの立役者と言う感じですが、脱原発の役に立てばその罪も幾ばくか償われるでしょう。特有の売名行為でなければ。。。

新年明けましておめでとうございます(無農薬玄米もちをもらいに行く)


本日の話は定例29日の餅つきの話。29日は餅はついてはいけないのですが、オーナー曰く29日は福(フク)の日と呼ぶことにすれば良いとの話。なるほど。









これはもち米を蒸しているところ。子供の時は5段までは見たことはありますが、驚異の9段重ねはここ以外は見たことはがりません。一番下を引き抜くときは重いので3人がかりです。




大量に一気にもち米を蒸すには空気大砲で酸素を送って火を焚きます。



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部屋の中にも大きな手創りのストーブがあって、マキをどんどん入れていきます。








年々参加者が多くなるので餅の数も大変なものです。




私も昔はよくついていたので、服装は悪いが雰囲気でちょっとだけ参加。餅つきのコツは杵を高く振り上げること。そして振り上げた杵が自分の頭を過ぎた頃から一気に加速をつけて重力を利用して餅つきます。


出来上がりはこんな感じできめ細やかな餅になります。木の臼が餅が冷えなくて良いのですがここはいつも青御影の花崗岩でできた臼です。






しかしそれっでもつきあがりはとても熱いので女性軍の所まで運ぶのはとても大変です。


途中こんな風につきたての餅から黄粉餅を作りみんなで熱いうちに食べます。






でも私が一番好きなのはこのおろし餅です。材料の大根も畑から採りたてです。






とりわけ大根の漬物が餅に良く合います。






しかし何と言っても最近の傾向は女性の餅つきする人が多くなりました。女性パワーを感じます。目的の玄米餅も女性に仕上げのツキを入れてもらいました。


でも本日の達人は何と言ってもこの人。杵の構え、安定したスタイル、パワーとスピード、朝からついているのに全然疲れていません!



本日はアンコ餅で終了です。珈琲に合いますよ




正月が来ました。有機無農薬玄米の雑煮です。




杵と臼でついた餅は、とても柔らかいので98歳の母親でものどに詰める心配はありません。うどんじゃありません。



餅つきが行われた周囲の風景です。皆さんお世話になりました。

去年の正月に初めてこの有機無農薬の玄米餅を食べました。一日中元気でビックリしました。食のパワーが如何にすごいかが、この玄米餅を食べたらわかります。有機無農薬の玄米は統合医療のかなめになります。水と空気とそして食べ物があらゆる病気を治すと言っても過言ではありません。それにわずかな薬は必要ですが。

炭素循環農法その②限りある幸福


シイタケの榾木にシイタケ菌糸の駒を打って1年ほど日陰に置いておくのですが、ラドンの山ではマイナスイオンが多いためか1年もたたないうちにシイタケが出てきます。









この榾木を立てかけておくと春は春子、秋は冬子としてシイタケが出てきます。まさに森のアワビと言われるようにとても美味しいシイタケができます。当然自分たちでは食べきれないので温泉朝市で売ったりもしますが、皆が争うように買っていきました。おおむね3年間はこういう調子で5年経つとあまりキノコが出てこなくなります。昔は7年は持ったのですが、この頃は酸性雨のために木が腐りやすく持ちません。







そして今や第三榾場は上記の如くの現状です。本来は榾木の重さだけシイタケが取れると言われていましたが、実際は三分の一位でしょうか。今では第4榾場が頑張っていますが、段々とシイタケの出来が少なくなりました。大きなクヌギはほとんど無くなり、シイタケの木を使っていますが、私のような老人にはもはや切り倒すには危険作業です。切り倒したクヌギの後にクヌギの苗は植えましたが成長するまでに命が持つかどうか分かりません。このように幸せの量は徐々に時と共に減ってきます。そしてもう十年もたてばここに榾場があった事すら分からなくなるでしょう。

尖閣戦争先週義父が91歳で死にました。ソ連に5年間抑留され、極寒の中の重労働に耐え、幾多の仲間の死の間から生き延び、帰国時にもマラリアに罹りながらも帰国することができました。「ダモイ」と叫びながら多くの日本人がソ連で死んで行ったとのことです。私は義父の話から「ダモイ」というタイトルの小説を書こうと思っていましたが、それも彼の死とともにかなわなくなりました。私の叔父も一人はガダルカナルで一人はインパール作戦で戦死しました。戦死というか餓死であったかも知れませんが。。。
 2つの原爆、沖縄、東京空襲などの数多くの犠牲者のもとに不戦の誓いが68年続いていますが、それも怪しくなってきました。多くの犠牲者の教訓という榾木が朽ちてきました。平和主義と言う榾場のもとにのもとに発展してきた経済的豊かさも、性急な特定秘密保護法案とも重なり、朽ち果ててきそうな雰囲気です。日本では靖国参拝も賛成82%反対14%、驚くべき数字です。一体、戦死もしくは餓死した英霊がまた戦争に繋がることを、自分たちの死が理由にされてまで希望するのでしょうか。戦争のきっかけはほんの些細なことから始まります。誰かが暴発して戦闘状態になりかねません。原発事故と言う想像を絶する事故が起きたように尖閣戦争と言う小競り合いが生じないとも限りません。先週タクシーの運転手が言っていました。ある上海で働いているお客さんが日本人だと分かるとタクシーが乗車拒否されるそうです。乗車拒否位なら良いが、人質にされてはたまったものではありません。


いじめっ子といじめられっ子の心理いじめられた子は毎日毎晩苦しみその恨みを大人になっても解消できません。トラウマになることもあります。しかし苛めた子はそんなことはありません。大きくなって苛めた子に文句を言っても「そんなことあったっけ!」あるいは「それは悪かったな~」と言ってあっけらかんとしています。いじめられた子はそれを聞いて「俺はこんなに苦しんだのにこいつは全然気にしていないなんて!!」とがっくりします。このように苛めた方は苛められた方の心理が全く分かっていません。第2次世界大戦は忘れ去られるほどまだそう遠くはありません。日本人は誰もが、また韓国や中国に戦争を仕掛けてくるとは思っていません。恨みもありません。しかし、相手方は親が殺されたり親戚が殺されたりしている人がまだ生きていて、日本人が考えているよりははるかに恨みが強いのです。

いじめっ子の言い分いじめっ子は言います「いじめられっ子にも問題がある」と。これを聞くといじめられ経験がある私もムッときます。しかしこれは実は一理あります。彼らは心理学者ではないので分からないと思いますが、直感的に理解しているのでしょう。それは苛められて相手に反発しないと相手のサディズムを誘発してしまうということです。マゾヒズムはサディズムを呼ぶのです。相手に反発されるとうっとうしくなって相手にされなくなります。それがいじめを回避する策なのです。

経済戦争韓国特に中国は強くなりました。その結果日本にも遅ればせながら反発してきています。しかしもはや武力で対抗することはできません。日本がどうしても我慢できないなら、経済関係を韓国や中国から東南アジアやインド、にシフトすることでしょう。もはや眠れる獅子は中国ではなく日本なのです。平和ボケの日本が目を覚ましたら世界経済の地図が変わり、防衛力は強化され結果的に軍事技術は向上します。防衛も攻撃もコインの裏と表です。


これは第4榾場のシイタケ。これを取りに行くとき軟弱にも足を捻挫してしまいました。




意外と治らなかったので休診中のクリニックに入り一人治療しました。これは光針治療で患者さんに人気のツボ治療です。手間はかかりますが良く効きます。取り敢えず歩くときの痛みは治りました。


これで明日からまた一万歩歩けるので、安心して今日は高コレステロールのうな丼と手製のローストビーフを食べました。ローストビーフとても美味にてもう一杯食べました。。。


炭素循環農法ではシイタケの後キノコ菌でボロボロに朽ち果てた木くずを畑に埋めて高級野菜を作ります。限りある幸福しかしそれは榾木が畑の地力を高めるように、新たなる発展と平和の機会でもあります。

炭素循環農法その①イノシシの言いぶん


山や畑を回ってみるとイノシシが暴れています。植えた無花果の苗もイノシシが蹴散らしています。大きな足跡と倒れた苗です。


イノシシがミミズもしくはミミズを食べに来たモグラを狙って堀散らかしています。


15年くらいなる柿の木もイノシシのために倒れそうになっていました。まさに獣害というところです。




取り敢えず山から栄養分の無いマサ(赤土)を取ってきてこれで苗を植え変えなければなりません。


こんな風に根の周りを養分の無い土で埋め固めます。


その前に買ってきた苗についている鶏糞か牛糞の入った肥料土を徹底的に洗い落とします。


こういった作業を新しい苗木には行います。これでイノシシに引き倒されることはありません。



そうすると、こんな風にイノシシが途中であきらめます。


城下カレイは何故美味いのか。鶏糞や牛糞などの生肥料をいきなり土に入れると土壌は腐敗しアンモニアなどが出てきます。ミミズや小さな虫が出てきてそれらを食べて土壌の腐敗成分は徐々に減少していきます。そして土壌の中にある細菌によりそれらはさらに分解されてきます。農家は昔からたい肥小屋と言うのを作り、細菌を利用してボカシ肥料(発酵肥料)を作ります。これらを肥料として畑にまくと、土壌を腐敗させることなく、すぐに植物に栄養を与えることができるからです。山では落ち葉が腐り、こういう現象が自然と起こっているのです。そしてミミズを食べにモグラがやってきて、それをイノシシが追いつめて食べるのです。ミミズも食べますが。。。またミミズだけでなくモグラもイノシシも糞をして色々な菌をまき散らします。それが土壌菌となって有機物が分解されてゆきます。森林の土はまさにボカシ肥料なのです。雨がその肥料の有機成分を溶かして、川藻の養分となりプランクトンのエサとなり、そのプランクトンが魚のえさになります。ある時は腐葉土から養分を吸った雨水は地下水となり海に注ぎます。大分に城下カレイと言う魚があって、とっておも美味しいです。地下水の流入口にプランクトンがわきそれをカレイが食べ、栄養たっぷりのカレイになるからです。

 大分話がそれましたが、何故買ってきた苗木に着いた養分のある土を取り養分の無い赤土で固めるかと言うと、苗木に着いた発酵していない肥料土は腐敗臭がするので、イノシシがミミズが必ずいると思い、苗をひっくり返してしまうからです。イノシシはものすごく鼻が効きます。赤土には有機成分が無いのでミミズが来ません。しかし、作業が大変ですがここまですれば苗は必ず着床します。ただし最初は少しだけ配合肥料をします。イノシシは化学肥料には向かってきません。



むしろ植物は大地に養分を吐き出します。その養分を求めて細菌がやって来ます。最近はマイナスに帯電していますので陽イオンの微量元素をたくさんつけてきます。養分をもらおうとして根に近づいてきた細菌から微量元素をもらうのです。これが植物の最も重要な要素なのです。


微量元素があなたを救う植物は土の中のミネラルさえあれば自力で成長することができます。炭素循環農法とは炭素Cを持つ有機物をキノコ菌などの微生物で発酵させて、土壌の中に入れることですが、もともと植物は空気中の炭酸ガスから炭素Cを得ていますので、問題は窒素Nでこれは土中からとるしかありません。田んぼならば蓮華草を入れて、蓮華の根にある根粒から根粒菌を通して稲は窒素をもらうことが出来ますが、畑では少し窒素を補う必要があります。しかし近年窒素肥料をやり過ぎて地下水に硝酸性窒素が多くなってきています。硝酸性窒素には発がん性があります。窒素肥料で育てた青汁の取り過ぎは問題です。
 一番大切なのは実は微量元素です。炭素循環農法でできた野菜は昔完全野菜と言っていたものです。これは実は微量元素が豊富という意味なのです。何故かというと植物も人間も成長するには酵素反応が必要だからです。すなわちその酵素が微量元素からできているのです。炭素系肥料を土にそんなに突っ込まなくても微量元素さえあれば完全野菜となります。一番大切なのは有機成分の肥料ではなく土中に微生物が沢山いることなのです。微量元素の多い野菜を食べると病気になりません。すべての病は酵素反応異常すなわち微量元素の不足から来ているのです。


誤った日本の林業政策微量元素は地下深い岩にあります。ですから大きな木でないと微量元素は吸いとれません。地下深い根からとられた微量元素は木の葉となり紅葉した葉は落ち葉となり、腐葉土となり低木草か草や野菜に吸収されます。ところが林業政策で、ドングリの実がなる広葉樹であるクヌギは切り倒され、常緑樹の杉やヒノキにとって代わりました。微量元素(紅葉の色の元)を含んだ落ち葉の少ない山の土の地力は落ちて川の水も養分を蓄えることなく、川や海の魚も少なくなりました。イノシシの好物であったドングリは無くなりイノシシは人里に下りて農作物を食べ荒らすようになりました。もともと都市開発でイノシシやタヌキ、狐が暮らす山が無くなってきています。「獣害獣害と人は言うが、それはみんな人間のしたことが原因だ」と言うのがイノシシの言い分です。おまけにスギ花粉症が多くなりました。さらにはPM2.5と結合し、益々アレルゲンとしてのパワーアップが進行しているのです。

名医20人に選ばれました!


11月16日発売。人気の月刊健康雑誌「壮快」の新年号、高血圧の特集で名医20人に選ばれました。86P~89Pの見開き4ページにわたるもので、4ページに及ぶ記事は私のみです





取材のきっかけなるものは8月に小学館から発売した「怒らないクスリー専門医が語る心が楽になる処方せんー」がきっかけです。きちんと書影も入れてくれました。


東京から取材今から1か月ほど前に雑誌「壮快」の記者からクリニックに電話がありました。怒りと高血圧で取材をしたいとのことでしたが、わざわざ東京から福岡に取材に来るということが信じられませんでした。と言うのは私もマスメディアの産業医をしているのでよく知っているのですが、今マスメディアは広告収入が少なくなっているので、極力、取材経費を削減しているからです。ですから東京にたくさん専門医がいる分けですから、地下鉄で行ける距離で取材した方が経費が安いのです。それにもかかわらず、2人の記者が台風の中を飛行機で福岡の、さらに田舎のクリニックにレンタカーでやって来ました。

 2時間ほどではありましたが、そういう分けで経費分に見合うように、しっかりと取材協力をさせていただきました。また小学館から出した「怒らないクスリ」の販促にもなると思いました。お二人とも私の本を持っておられびっしりと付箋がしてありました。よく読んでいるようで、それらの箇所の質問に一つ一つ答えていきました。取材が終わって「貴方達、何かのついでに私の所に来たのでしょう!?」と言うと、「いや、これが終わればすぐ帰ります」という返事でした。それを聞いて私も少し気分がハイになりました。私も統合医療をしているので時々、特集によっては年2~3回くらいは購入することのある雑誌です。少しオーバーな所はありますが、多面的に疾患をとらえているところは大変参考になります。そういったところが病を全体的に治すという統合医療を目指す私とハーモニーが会ったのかもしれません。



原本です。マキノ出版の記者がこの中のアンガ―コントロール法と自律訓練法の2点に着目して記事を書きました。


本が売れません。1万部と言うのは多いですね。。。なかなかかたずきません。読んだ人からはとても高評価なのですが、著者の知名度が無いため、芸能人やタレントが書いた本のようにはいきません。一般の人が分かるようにかなり難しいことを平易に書いたつもりですが、医師が書いたものは難しいと思われ敬遠されがちです。しかし中には会社の方にメールで「読んで衝撃を受けた!!」とかいうメールも来たりはします。

 しかしながら、マキノ出版は元々は講談社からです。そして怒らないクスリも東京から小学館の担当者が来て執筆となりました。週刊現代の講談社かポストの小学館かと言うほどの2台巨頭の出版社が、しかも東京から原稿依頼がわざわざ福岡にやって来たことの意味を深く考え、売れる売れないは考えず、諦めずに今後も悩める人のために良い作品を書いて行かなければと思っています。




今年の5月に出したインディーズの本です。ほとんど宣伝しませんでしたが、アマゾンでは何とこの本の方が「怒らないクスリ」より売れ行きが良いのです。


風邪は西に吹く>いま中国と日本の関係は悪いので中止になるかもしれませんが、上述の「誰もが分かる心療内科と精神科のお話し」の中国語訳が上海で進んでいます。私としては「健康でありたい」「幸せになりたい」という気持ちには国境はないと考えていますので、何とか実現してほしいと思っています。日本人だけでなく外国人まで日本の心療内科の技術が広がることは心療内科医の冥利に尽きます。私の心の中では風は東京から西へ西へと吹いています。皆さんも応援よろしくお願い致します。本日は自慢話に終始したみたいですが、ブログの軽いノリですのでお許し下さいませ。


本のコシマキの中国語の仮訳です。

50度C洗い70度蒸しでカレーを作りました。


先日、仕事が終わった後岩田屋コミュニティセンターで平山先生の50度C洗い70度C蒸しの講座に行きました。この時に食べたペーストカレーが美味しかったので、と言うかとてもあっさりしていたので自分でも作ってみたいと思いました。私なりに別の方法で。。。しかしこの写真を見ていると男性があまりいませんでした。。いかなあ~男は。



何故か家の近くのスーパーで商品を買うと鍋券がたまると蒸し鍋が安く変えるというキャンペーンをやっていました。早速2個買って一個は次女にやる。1個3800円です。



本日の野菜材料です。


細かく切ったのを50度Cで洗います。


それを蒸し鍋においてゆきます。


肉もさっと50度C洗いします。





次にルーを作ります。まず玉ねぎをオリーブ油とバターで炒め、小麦を加えます。ここはどうしても肉を含めて100度Cを超えてしまいます。これを70度に抑えたいのですが。。。レンコンをすって入れるのは粘りを取るためです。出来るだけ小麦粉を少なくしたいのです低カロリーのルーにするために。ソース、トマトケチャップを多めに、胡椒、塩、砂糖と醤油を少々入れます。


やや温度が下がった所でアルファリノレイン酸のグリーンナッツオイルを入れます。油のバランスです。


一応ルーが完成です。




最初100度にならないように間に網をおいていましたが、温度が上がらないために諦め網を取りました。火を消したり、ふたを開け野菜の下と上をひっくり返したりで、何とか70度を保ちました。70度蒸しはとても時間がかかります。短気な人は無理。腰も痛くなります。




出来あがりです。本日のばあさんと私の夕ご飯です。


私はカレーが子供の時から好きなのですが、年を取って胃腸が弱くなるとカレーを食べ過ぎると時々胸焼けがするので、食事としてはあまり食べません。カロリーも高く、胸がむかついた上にハイカロリーではたまりません。しかしこの時の50度C70度蒸しの講習の時の野菜カレーはとても味がすっきりしていました。直感的のこれは野菜のコーソが死なないために、消化しやすくなっていると感じました。ただルーは既成のものが使ってあったので、私はもっとすっきりした野菜カレーを作ることが自分でできると思いました。私の胸やけはルーの過酸化脂質であろうと以前より考えていたからです。ルーの作り方をインターネットで見ると、まともな所ではバター、安いところではサラダ油を使っているようです。ルーの素材は相当炒られるのでサラダ油は過酸化脂質になってしまいます。ですから私の場合ルーに使う油の基本はバター(飽和脂肪酸は酸化しない)で、小麦粉は少なくレンコン(レンコンは熱が上がるとろみが出る便秘に良い食物繊維です)でルーの粘りを取ります。油のバランスを取るためオメガ3とビタミンEが多いグリーンナッツオイルを使います。これは抗炎症作用がありアトピーを治しガンや脳梗塞を予防します。カレー粉は沢山入れます。これでターメリックのクルクミン、トマトのリコピン、玉ねぎのアリル硫酸、その他もろもろの抗酸化物質が入ります。50度で野菜のコーソ反応が起こり(活性化)、70度なので、酵素が破壊されません。

さてお味ですが、言うまでもなく最高でした。全然むかつきません。それどころか1時間もたたないうちにゲップが出て、すぐに消化しているのが分かりました。これは老人にも末期ガン患者にも食べれるカレーです。薬食同源です。ただ次回は肉は入れないか、ひき肉かミンチにします。肉を入れると野菜カレーにならないし、高い温度がどうしても要ります。。。




いわれなきラドンの罪(番外編、玉川温泉北投石の元祖台湾北投温泉に行きました)


まずは北投石について簡単に説明してある掲示があったので紹介します。この中に実はラジウムが豊富にあり、ラジウムが直接出す微量のガンマー線とラジウムが壊変して出来るラドンガスが出てきます。ラドンガスはアルファ線と言う強い電離放射線を出します。



実は北投石を発見したのは日本人です。岡本要八郎氏は何気なく石の上に置いた写真機が放射線で感光されてしまい、石に強い放射能があることが分かりました。すなわちこれが北投石なのです。そしてそのころ使われていた日本人が作った大衆浴場が今は博物館となって、そこで昔の資料を見ることができます。




800キロの北投石です。価値の分かる人なら何億に値します。かなり放射線が出ていると思いますが、北投石の前にツアー旅行で来ることになるとは思っていませんでしたので、残念ながらマイナスイオン測定器も放射能測定器も持ってきませんでした。




それではいよいよ地獄めぐりです。表示には地熱谷と書いてありました。







これが北投温泉の地熱谷の全貌です。ガン患者さんはここに入れば一番良いのではないかと思いますが、誰も関心がありません。多少外人もいたようですが、現地の人にとっては単なる温泉地の一つのようで、価値が分かっていないようです。一つデカイのをもらって帰りたいところですが、もちろんそれはできません。玉川温泉では神社前以外は放射線の無いところも多いのですが、ここは全部すごいと思います。長崎の地獄や別府の地獄に比べるとむしろスケールが小さい感じですが、放射能はバリバリと思います。



地熱谷には上から清流が流れ込んでいましたが、服が投げ込まれていたりして管理がずさんです。現地の人の北投石に対する関心がいかに低いかが伺われます。したがってここではガンの治療になりません。見学だけになります。ああ~もったいない。





温泉は加賀谷で入ることにしました。すごくデカイ温泉宿です。4回から眺めたエレベーターがこれですから相当高い建物です。しかしここは酸性硫黄泉でラドンもラジウムもないようです。しかし硫黄の臭いがして風呂お広く色々細工がしてありさすが加賀屋だけあり立派な温泉でした。少し入湯料が高いです。




台湾市内で買った北投石のブレスレットの放射線とマイナスイオンを測定したら、放射線もマイナスイオンも相当出ています。ただこれはラドンアルファ線の放射能よりも主にガンマー線の値なので少しつけるのは怖い感じです。



これは我がラドン温泉地の洞窟内部です。ガンマー線が少なくラジウムが北投石より少ないので放射線は北投石の10分の1しかありませんが、ラドンガス室のようなところなのでアルファ線が多くしたがってマイナスイオンは3千を超えています。カウンターは桁数を上げています。


死ぬ前にまだ行ったことのない石川県の加賀旅館に一度は行ってみたいと思っていました。北投温泉は外国だし行けないだろうと思っていましたが、両方が一度にかなった感じでとても充実した旅行でした。印象としては地熱谷が治療場になっていないのには驚きました。勝手に玉川温泉より大き治療場があると思っていました。日本人に発見されながらも現地の人も日本人もあまり関心が無いようですと言うか実態を知らないのでしょう。ただ北投石と混ぜてありますというブレスレットが10マイクロシーベルトを超える放射能ですから驚きです。ちょっと怖い感じ。ガンマー線が主力ですので家内と私はガンになってつけることにしました。現在は末期がんの親戚に両方着けさせていますが幾ばくか状態が良くなっているようです。

 これでラドンのシリーズには最後にします。放射能と健康について知ることはおおよそ不可能と思います。相当な関心と勉強をしないと分からないということです。しかし原発事故も起こってしまい可能な限り放射能と健康の関係は勉強した方が良いとお思います。ある有名な御用学者の放射線の准教授は原発の放射能は大丈夫でラドンは肺ガンになると言っています。もう一人変な放射線科の講師がいますが、放射線科の医師は失礼ですが、写真家ですからガンの事全般もラドン温泉と健康の関係も大局的には分かっていません。皆さん、放射能に関しては学者の言うことは聞かない方が安全と思います。まだ自分自身の直観の方が良いと思います。アメリカではラドンで肺がんの要因になると言っていますが、タバコの害をごまかすために言っているだけです。ラドン温泉地では客が減って困っているようですが、ラドン温泉が怖い人は自分が行かなければいいんです。人にとやかく言う必要はありません。

 一般に外部被ばくより内部被ばくがきつい。しかし、ラドンは他の放射性同位元素と大きく異なり、放射性希ガスによる内部被ばくですが、ガスですから全身を巡った後30分もすればほとんど体外に出ていきます。娘核など心配ありませんラドン自体が極めて微量なのに娘核など心配する必要はありません。セシウムやストロンチュウムの体内蓄積とその有害性と比べることもできないほど微量なのです。ホルミシス効果の代表格がこの自然放射線であるラドンで、人工放射能にホルミシス効果を謳うのは如何なものでしょう。ちなみにブレスレットはまがい物もありますので注意して下さい。要保証書。ラジウム以外の放射性物質もあるかも知れませんので注意して下さい。どうしても買いたい人は現地で北投石のことを何も知らないふりをして思いっきり値切って下さい。

台湾夢紀行その②ゴールドラッシュ九份


お寺にお参りした後は何やら細い道をバスに乗って山を登りました。名所なのか結構混んでいます。期待できそうです。九份と言う所だそうです。何やらでっかいお寺?が出てきました。