投稿者「熊井 三治」のアーカイブ

熊井 三治 について

経歴 西洋医学、東洋医学、環境医学、自然療法などの多面的医療を展開しています。多くの友達申請有り難うございます。申し訳ありませんが、基本的には知人友人を中心と致しておりますので、宜しくお願い申し上げます。 自己紹介をカスタマイズ 鞍手クリニック 院長 Director 以前の職業: 朝日新聞西部本社の所長・産業医 出身校: 鳥取大学医学部 福岡県立東筑高校に在学していました

俺より先に逝ってはいけない(さだまさし関白宣言より)


自らの漢方処方。マイ毛はえ薬です。

その処方の中でも君薬(最も中心となる薬)が何首烏(カシュウ)です。何首烏の効能は皮膚が潤う。抗老化作用。肝機能改善作用。抗菌。腎機能を整える。ホルモン作用。視機能低下防止。血中コレステ□一ル値を下げる等々有ります。


昨日は1週間にたった一回の休みなのに、通夜巡りとなりました。親戚にも若いガン死者が出ました。今日も職場で優秀な若い看護師がガンで死んでいました。

 最近癌死が多く感じます。しかも若い。両親が80,90歳代なのに子供の方が先に死んでいます。これを逆さ仏と言います。死者には不敬な言い方ですが、香典を私がもらうはずの人が先に死んだために、私がが香典を払うようになり、自分が死ぬ頃には誰も香典をくれる人がいなくなる。これを逆さ香典。。。という言葉はありません。

 冗談はさておき、みんな予防医学の努力がたりません。私なんかは父が45歳で恐ろしい進行したスキルス胃癌(遺伝性が強く、予後が悪い)にかかり47歳で死んだために、自分も50歳は超えないだろうと思っていました。実際に父方男性の従兄弟は若くしてスキルスでなくなっています。結構無理な人生を生きているので、私ももうそろそろでしょうが、今のところは統合医療で何とか生きながらえています。これからはアンチエイジングです。

 何首烏(カシュウ)とはその代表格の生薬です。何首烏(かしゅう)の名前のいわれは、昔、 何田児という名の人が山の中で藤状のような蔓をした植物を見つけ、その根を煎じて飲んでみると、身体がとても元気になり、頭の髪毛は真っ黒になり、皮膚も潤ってきました。その子孫も長生きをしたとのことです(何首烏伝説)。すなわち何首烏は人(何さんのような)の頭をまるで烏の頭のように真っ黒にする薬草、という話です。

 人が老化する特徴は
目が見えにくくなくなる。頻尿や尿が出にくい前立腺肥大、腰痛、神経痛、皮膚が乾燥してかゆくなる、性欲が落ちる、髪が抜けたり白髪になる等々です。

 これを「腎虚」といいます。髪は腎虚になると細くなり抜け落ちます。しかしほんとは肝臓が悪くなっても髪が白くなります。すなわち「肝熱腎虚」で髪が抜けるか白髪になるのです。髪の生える精は腎が与え、血余すなわち髪に与える栄養素は肝が与えるのです。何首烏はこの肝と腎の両方を整える生薬なのです。むろん髪が黒いということは長生きするということです。

 

冬のクリニックの必需品、薪ストーブ(遠赤外線線治療)



クリニックのまきストーブ、これが燃えると遠赤効果で足元まで暖かくなります。

薪をくべるのが大変

温度が上がり過ぎました!!


やっといい感じになりました。

遠赤外線はガンにも有効です。心療内科的にも火は癒しの効果があります。太古の時代から私たちを野獣から守る手段です。DNAが安心して全てによしです。統合医療や心療内科には欠かせません。でもつけるのが大変で診療の合間でつけるのは至難の業です。

キャンセル三連ちゃん(統合医療は継続が力、各々方油断召されるな)

適当な写真がなかったので娘の写真を拝借しました

今日は予約診療が中心でしたが、昼から立て続けに3人の患者さんにキャンセルされました。嫌われているからではありません。その後また予約が入れてありました。一人は心療内科で多分経過良し、2人は進行ガンですが奇跡の回復。しかしだんだん治療意欲が低下してきます。漢方薬も飲み忘れ気味、いつも患者さんには「最期の上昇気流から落ちるといけません」とおどしていますが。。。統合医療は瞬間で強力な治療をする抗ガン剤と違って、長期の継続が重要な力になります。油断して怠ってはいけません。1時間半私は薪ストーブの火を管理していました。

ラドン洞窟療法近し(ホルミシス効果療法)

ミカンの苗植えも80本で終了です。100本目標でしたが、腰痛が出たのでこれで一応終了とします。でも大きな収穫がありました。

苗植えの穴の一つにラドン高濃度すなわちラジウム岩石の地層発見しました。白く見えるところが、花崗岩が風化しているところです。さらに風化すると真砂土すなわち赤土になります。これらは酸化鉄の色です。酸化鉄は磁力線や遠赤外線を出すため、大理石は風呂によく利用されます。


農園の中の通常の地上1メートルくらいの空間線量(自然放射線)です。

穴に近づくと上がってきます。しかしラドン自体は空気の7倍くらい重いので穴の外には出てきません。

穴の横の掘り出した風化花崗岩の上ですでに高濃度放射線が取れました。玉川温泉の岩盤もこれくらいです。これはラドンのアルファ線よりもラジウムのγ線かβ線が多いと思います。このインスペクターという測定器はα、γ、β線しか測れません。中性子線は当然計れません。

穴の中央の空間での放射線です。これはラドンのアルファ線が主です。この値は一般のラドン温泉の風呂の中での測定より高い値です。


日にちが違いますがこの穴の底の放射線です。これは携帯で撮るのですが、ラドンは電離放射線なので0.5マイクロを超えると携帯がフリーズして写真が取れなくなります。この日は0.6マイクロシーベルトまで上がりました。

玉川温泉やその他のラドン温泉に行ったことのある人は分ると思いますが、これはとても高い値です。ここに穴を掘り、洞窟広場を作れば服を着たまま強力なラドン浴が可能ということを意味しています。玉川のように熱くも寒くもなく、地下の温度の16度くらいで本を読みながらガンの療養が出来るということです。今は温泉水の自販機しかなく、今日も「ここは入れる風呂がないのか」と顧客に叱られましたが、ラドン温泉風呂よりもっと強烈な空気風呂を作るつもりです。

 ラドンはガスで呼吸器から入る一種の内部被ばくですが、ガスなので風呂から出れば体のラドンは30分で身体から消失し、からだに全く残りません。一方セシウムなどの放射性同位元素は半減期も長く、もともと体の構成要素と似ているので体に取り込まれてしまい、いつまでもガンマー線やβ線を放出し続けるのです。しかも半減期が30年と長く、ストロンチュウムなどは骨に入り血液がんの危険を生じます。プルサーマル原子炉のプルトニウムは半減期2万4千年、墓場の中まで輝き続けます。ラドンのアルファ線は紙も通しませんが、プルトニュウムの中性子線は原子核を破壊します。遺伝子に影響するどころではありません。ラドンの半減期は3.8日です。分り易く言うと、バレーのネットが体に喩えるとアルファ線はバレーボールがネットにあたる感じ、ベター線は弓矢、ガンマー線は銃、中性子線は機関銃かレーザー光線です。バレーボールがネットに当たるとネットは締りかえって丈夫になりますが、ガンマー線以上はネット(身体)自体が破壊されてしまいます。

 放射線は上述のように距離の二乗に反比例して少なくなります。原発事故の所で1メートル地上の放射線が高いというのは、空気中に放射性物質が漂っているということになります。身長の低い子供は大人より危険になります。しかも放射線測定器が汚れないようにビニールでカバーしていますので、アルファ線は測れていませんので実際よりは低く出るかも知れません。原発事故で1メートル上の空間線量が1マイクロシーベルト/時間あるという意味をよく考え、政府には住民の安全な対策を早く取ってもらいたいものです。

新年明けましておめでとうございます



正月用にネギを取りました。有機肥料なのでとても長く成長しています。

 去年のうちにアルペンルートと間寛平のシリーズを終了する予定でしたが、年賀状書きで出来ませんでした。去年の1月5日に寛平ちゃんが来たのでそれまでには終了したいと思います。
 
 ネギの白いところは漢方薬です。胃腸の弱っているときはこのネギの白いところを柔らかく炊いて食べます。ネギは中国では葱白(そうはく)と言い、体を温め、発汗を促しそして身体の疲労回復に役立ちます。さらに腸内細菌の悪玉菌を殺菌します。したがって食中毒にも良く、気持ちを鎮め、また風邪予防に効果があります。まさに冬の食材ですね!

黒部アルペンルートその9(そば2人前)

お昼は当地では有名な信州のそば屋さんで昼食を取りました.
これは大ざるではありません。二人前です。



とにかくついてくる高菜の量が半端ではない。高血圧がちょっと心配です。


この辺はちひろの生誕地のようだ。記念館もあった。




このぞばやさんとにかく敷地がメチャクチャ広く、景色も相当良かった。


最期にそば屋の玄関先で記念撮影


見晴らしの良いところに連れて行ってもらって、後は信濃大町から長野に向けてのバス停へ

当地の人のそばの食べ方は半端でありません。二人前が当たり前、私は何とか美味しかったので完食しましたが、妻は残しました。高菜と一緒に食べるのもなかなか良い感じでした。最初にたれにつけずに食べ、それから薬味を入れました。さすが信州のそばは九州とは違います。そのままでも風味が強く十分食べれます。そば屋の中もそうですが敷地の広さと景色の良さは贅沢そのものでした。こんなそば屋は全国的に有りません。不便な田舎なのに客も多かった。
 これで松延のスタッフさんの案内は終わりですが、最後バス停まで送ってもらうのですが、こんな風で時間がなくなりバスに遅れてしまいました。しかし私達はこのバスに瞬間移動することになります。そして予定通り長野駅に着きました。

黒部アルペンルート8(無農薬のリンゴ狩り)



北安大国の醸造元の杜氏と記念撮影。次はリンゴ狩りです。でも下戸も分ります。ここのお酒はほんとにおすすめです。
参考までにURLはhttp://www.dhk.janis.or.jp/~hokuan/


リンゴを取るときはこのヘタを残さないとダメだそうです。



お知りに少し空間が出来ているのがおいしいとのこと


とても太陽の光線が強い。この畑は山裾野にできていて腐葉土の養分の多いい伏流水で育っています。美味しいはずです。

リンゴを取るのも結構難しい


松延さんのリンゴ園に来ました(農園の一部に間借りしている)。

フジはまだのようです

リンゴ園のお父さん

リンゴ園の娘さん。お母さんは私たちを待っていたので歯医者の予約に送れたようです。すみません。で、この時はいませんでしたが、あとで間に合わなかったと言って帰ってこられました。


左から信濃スウィート、信濃ゴールド、陽光この三種類を買いお見上げにしました。

信濃ゴールドのような青リンゴは九州では美味しくないリンゴで定評ですが、近所のおばさんは信濃ゴールドを食べてびっくりしていました。味が甘くて酸味も強くおいしいです。大きな農園ではありませんが、家族的でいい感じです。外川果樹園のURLはありませんでしたが、参考までにhttp://www.jalan.net/yad311382/blog/entry0001520533.html

黒部アルペンルートその7(95年の歴史ある造り酒屋訪問)


旅行2日目、旅館松延を出てまずは歴史ある造り酒屋へ案内してもらう。途中こじんまりした温泉診療所を発見。本当に温泉を使って医師が治療しているとのことで驚き、経営が成り立っているのだろうか。うちもクリニック裏にラドン温泉があるが、これを使うと病気が治ってクリニックがガラガラになるかも知れない。



立派な造り酒屋です。


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font size=”4″>色々な賞を取っているようで美味しそうです。

濁り酒これが美味しそうです。



濁りと原酒と地酒をそれぞれ3本買いました。とても良いおみあげ既に完成しました

何代目か分かりませんが立派な跡継ぎの方がおられました。お忙しい中丁寧に中を案内してもらい大変有り難うございました。
 途中商品を試飲させてもらいました。実は私下戸なので、チョコ一杯でも飲むとフラフラになって旅行するのにまずいなと思いつつ、美味しかったので、雰囲気で19度もある地酒をのんでしまいました。ところがびっくり全然酔わないのです。顔も赤くなりませんでした。九州に帰って酒の専門家(単なるアル中)に聞いたところホントによい清酒は酔わないとのことでした。確かに清酒は食品、焼酎はエチルアルコールという化学薬品です。アルコールも制作中に発生するアミノ酸やミネラル、ビタミンなどと一緒に全体として取れば(統合医療の基本、全体食をする)、害にならないと言うことです。みなさん部分の蒸留酒の飲み過ぎには注意しましょう