投稿者「熊井 三治」のアーカイブ

熊井 三治 について

経歴 西洋医学、東洋医学、環境医学、自然療法などの多面的医療を展開しています。多くの友達申請有り難うございます。申し訳ありませんが、基本的には知人友人を中心と致しておりますので、宜しくお願い申し上げます。 自己紹介をカスタマイズ 鞍手クリニック 院長 Director 以前の職業: 朝日新聞西部本社の所長・産業医 出身校: 鳥取大学医学部 福岡県立東筑高校に在学していました

風邪に金柑(緑葉に黄色の坊主顔を出し)



まだ完全に黄色になっていませんが、金柑はもうとっても甘くなっています。

今日の鍋のために水菜を取りました。これは今年植えた3本の苗の1本です

九州でも冬子が出始めました。これも鍋の材料


ブルーベリーが紅葉しています


ススキと紅葉、晩秋です



でも何といっても紅葉はモミジ。赤と黄色と緑のグラジュエーションがとても奇麗です

休みなさいと言うのに、なかなか言うことを聞かない風邪の患者さんが重症になってきました。点滴をして抗生物質に消炎鎮痛剤、さらに漢方。これにビタミンCを入れると完璧に治りますが、保険で削られるので、付き添いの家族にクリニックの上の2段目の畑に行って、金柑を取って帰るように指示。3個ずつ朝昼晩と生で食べるように言いました。これでビタミンCが60ミリグラム。完璧に治るでしょう。金柑は先に述べたレモンのようにビタミンCが豊富です。さらにビタミンPと言うのがあって、ビタミンCの働きを助けます。その他抗アレルギー作用、咳止め等々作用があります。金柑と言えば蜂蜜にですが、やはりそのまま生で食べた方が良いです。

国産レモン(栄養の宝庫ー柑橘系を食べれば長生きする)

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近所の人に国産レモンをもらいに行きました。日本レモンはやや丸く西洋のものと比べると酸味が低いため少し甘味も感じます。
我が家のレモンのの全盛期です。
2年前1000個取れました。15年くらい前に植えたレモンですが、レモンがこんなに生るとは驚きでした。
あまりに実が生るので、通行人下さい下さいと言ってたのでやっていましたが、きりがないので全て断り始めたら、嫌がらせに家のヘイに卵を2個投げつけられました。
その後我が家のレモンにはカミキリムシの幼虫が幹を食い荒らし、レモンは300個ほどになりました。そして今年は30個ほどしか生っていません。来年には枯れるでしょう。カミキリムシよりアリが怖い。かみ切りが開けた穴から、アリが入りいつの間にか大きな空洞を作り、レモンは致命的な障害を受けます。樹医を呼んで対策をしました。白いのは木工ボンドです。3本使いました。最期は業務用の木工ボンドです。木が大きいだけに。。。昔家内の親戚が106歳でなくなりました。彼女の健康法は1日2個の晩柑を食べることでした。晩柑とは遅くできるミカンのことで、八朔とか甘夏柑です。レモン100-100と言って(私が勝手に作りました)、レモン1個100グラムに100ミリグラムのビタミンCがあります。ビタミンCは当然抗酸化物質でガンの予防になります。タバコを吸っている人は活性酸素除去法としてレモンを食べるべきです。その他レモンにはリモネンがあり精神安定作用や脱毛を進める酵素を抑制し、コラーゲンも作るので、またビタミンB2もEも少しあり肌もピカピカ髪もふさふさになります。私は別ですが。。。レモンはそういったわけで皮ごと食べるのがよいのですが、外国産は人体に有害なポストハーベストがしてありますので(TPP反対!)、皮ままはお勧めできません。またクエン酸も多いので乳酸を消去し、疲労回復には最高です。昔学生時代に卓球部にいたとき、レモンを沢山切ってバケツに入れて冷たい水と蜂蜜を入れ、練習の合間にみんなで飲んでいたのを思い出します。

黒部アルペンルートその4 大観峰を降りる

本当ならこんな風に景色が見えるはずの大観峰。残念ながらここからは長野に引き返しました

ロープウェイから樹氷を見ながら下りて行きました


当時の工事の姿の銅像がありました


黒部湖をもう一度見て黒部の展望台へ


黒部の展望台への階段です。高所恐怖症の人はちょっときついかも。300段あるので心臓がきつい、寒い。

社格崩壊の時代・その1崩壊する日本の企業倫理


昨年出版した著書の挿絵です。

東京電力、大王製紙そしてオリンパスといい一流企業が仰天するような非倫理的なことをしています。しかしこれらは私にとっては十分予想されることでした。これからどんどん出てきます。安心して株を買っていられません。しかし株主のことばかりが出てきますが、実際被害に遭うのはその会社の労働者と顧客なのです。2~3年ほど前に書いた本の中でリワーク③「社格崩壊の時代到来」という章を書きました。これからの企業の社外取締役の中には、コーポレート・ガバナンスとして産業医学に造詣の深い精神科か心療内科の医者を是非入れるべきです。そうでなければ今の日本の企業はとても危険をはらんでいます。しかし日本の企業では産業医は何年たっても小間使いで、会社の重役どころか健保組合の理事にも入れてくれません。

 本日は著書の15章を入れますので是非読まれて下さい。


第15章 リワーク(職場復帰について)その3
―社格崩壊時代の到来―
 一般的なリワークの問題から少し離れるかも知れませんが、ラインのケアの最終版として心療内科医から見た経営精神論について述べたいと思います。社報のメンタルヘルス通信でここまで述べるのはどうかと迷いましたが、読者の中で将来役員や社長になられる方もいると思いますので、敢えて取り上げました。
 精神医学では人間の「人格崩壊」という最悪の言葉があります。分かりやすく言えば人間性の喪失とか、普遍的な自分の消失とか、精神の総合的なコントロール力の消失といったところです。取りも直さず人格崩壊とは、精神的な状態が重篤なことを意味します。今これと同じように、日本いや世界の会社の「社格」が崩壊してきています。すなわち「社格崩壊」の時代の到来です。偽装表示、粉飾決算、セクハラ、パワハラ、内定取り消し、派遣切り、うつ病や在職者自殺の増加等々です。会社のために正しい事をしているのに評価されず、ゴマすり上手が出世する。会社が全てで会社のためなら法律違反も強要する上司。あるいは仕事でギリギリまで追い込まれて、とうとう精神の異常性がアクティングアウト(行動化)してしまい逮捕される部下、その他色々です。会社の社格が崩壊しないように、一体誰が会社をコントロールできるのでしょうか。会社のポリシーや正義は誰が取り仕切っているのでしょうか。会社の司法や健康は誰がチェックし修正しているのでしょうか。道徳性や倫理観、指導性や協調性が無くなり全てが曖昧になってきました。愛社精神も保てなくなっています。
 株式会社では配当金を出さなければならないし、株価も高くしなければなりませんので、企業の社会的貢献よりどうしても利益を出すことが中心目標になりがちです。ましてや今のように不況の状態であれば、直接利益が出ないところは切り捨てられていきます。さらに、大株主の銀行や商社又は親会社から役員が来て、厳しくプラスマイナスを問われます。しかし、多くの出向役員は専門外の現場のことを良く知りませんので、この時に会社の重要な機能が障害されることがあります。またたとえ現場出身の役員でも、経営学や心理学を専門的に学んでいる分けでもないので、マイナス思考的な事ばかり強調し、社員のパフォーマンスを上げることが出来ずに、かえって従業員の精神不安に拍車がかかることもあります。これからは優秀な役員でも、社員の不祥事で会社が倒産したり、社長が責任を取って辞めるということもあるかも知れません。現在のメンタルヘルス障害によるコンプライアンス低下は、今後も多くなってくると考えられます。表6は会社のシステムマネージメントと従業員のパフォーマンス向上に必要なポイントです。
 これらのことは、バブル前の終身雇用制度の時は結構できていた所もあります。しかし前に述べたように、現在では利益という結果が目的となってしまい、会社で働くすべての人が幸せになるという本来の目的が薄れています。それは経営者だけではなく、労働者側もそうである場合があります。労働組合も自分たちの利益ばかりを追求すると、アメリカのビッグスリーのようになる事もあります。仕事を楽しく向上心を持って充実して働き、そこで様々な技術と人格形成を獲得する事が大切です。
 昔企業では性格の未熟な社員や人格障害の社員でも、上司や同僚が父親や兄の役割を担い、幼い頃に完成できなかった親子関係の失敗を先輩や同僚による再教育で代償し、無事に定年を迎えた社員も多くいました。しかし今では、そういったメンタルヘルスに困難性のある社員の面倒を見る余裕のある企業はなくなりました。その結果若い人達は職場で長続きせず、性格的に未熟な若者の離職者は増加し失業率を高めています。一方頑張っている人達も父親不在となり、子供の非行や登校拒否又は離婚も増えています。「農業の多面的機能」という言葉があります。それは農業が農作物を生産するという経済効果だけではなく、水田による洪水の防止や山林保護による肥沃な土壌や河川水の形成による魚介類の成長に役立っているということです。またそれらによる自然環境保護の貢献は、金銭で計り知れないものがあるということです。これと同様に私は「企業の多面的機能を大切に」という言葉を敢えて提唱したいのです。それは企業業績を上げ社会貢献をするということだけでなく、職業人生の中で働く人の人格を高めて人間性を完成させ、その家族も合わせて心身共に健康とし、幸せにするということを意味しています。健全な社格を持った会社が日本全体を健全にするだろうということです。
 自殺大国日本が、貧乏であるが自殺がほとんど無い精神文明の高い国に莫大な経済援助をしています。パフォーマンスでなければ援助は悪いことではないでしょうが、心療内科産業医としては何かしっくりしません。国内や企業内でもっとお金を優先的にかけて、しなければならないメンタルにおける救済対策が有るのではないでしょうか。自殺をしてまで一体誰を助けるというのでしょうか。
今本当に世界で助けがいるのは日本人自身ではないでしょうか。今大不況でお金が無く、何処でもお金を得るために四苦八苦しています。本当にお金がどんどん大切になってきています(デフレ状態)。しかし、それは実は「結局お金だけでは幸せになれないよ」ということを気づかせようと、逆説的にその原点を物語っているのではないでしょうか。

ジョブズ氏と統合医療


私が今から15年前に出版したガンの本に書いた統合医療センターの構想

今日、「世界仰天ニュース」というテレビ番組でジョブズ氏とすい臓ガンのことが報じられた。幸い、あまり議論にもされていないようだが、すい臓ガンの初期に手術を受けず、統合医療を行い、それが彼の癌死を早めたとも言われている。統合医療にはネガティブな評価です。しかし、すい臓ガンは予後が悪く助かる人は少ない。彼の場合は神経内分泌腫瘍で、比較的予後が良いすい臓ガンであり、9ヶ月遅れて手術を受けても、すぐに手術を受けても結果はそれ程変わらなかったと思います。手術は早い程良かったが、統合医療自体が悪かったわけではない。敢えて言うなら、中途半端な統合医療なのが悪いのです。

 統合医療は包括的な医療です。肉体と精神と社会的要因と患者を取り巻く自然要因を調整しガンを治す試みです。西洋医学に対する補完・代替医療ではありません。ですから統合医療はとても多くの情報と厳密なシステム化による治療的アプローチがいるのです。すさまじい勉強と色々な経験をしなければなりません。時には土の臭いをかぎ、時には意識変容状態の経験をし、陰陽五行も勉強しなくてはなりません。真の統合医療にとっては西洋医学こそが補完代替医療なのです。
 
 ジョブズ氏が人参ジュースを飲んでも、禅の瞑想で背中を叩かれてもそれだけではとてもガンは治りません。必要なのは膨大な情報と病気を治すシステムです。それらは彼が最も特異とするところですが、残念ながら彼にそれら統合医療の知識もなく、まわりも家族も西洋医学にガッチリ固められていますから実践が出来ません。統合医療は「食」が重要ですから家族の統合医療に対する理解と情熱も必要です。精神科医も主治医にはいなかったでしょう。晩年彼はすっかり弱気になって西洋医学オンリーに埋没してしまいます。
 
 ジョブズ氏の晩年の言葉「何でも自分の直感を大切にし、その直感が正しいと信じればそれが実現する」というのがありました。ジョブズ氏は自分の病気には自然療法が必要だという直感を持ちました。しかし残念ながら統合医療ではありませんでした。情報とシステムの天才ジョブズ氏もガン医療の分野では、自分の直感を実現できませんでした。それ程統合医療の実践は難しいのです。

 いかりや長介氏がガンになりラドン温泉に通い続けました。一説には1週間働きラドン温泉に行き元気になり仕事をして、弱るとまた温泉に行き仕事を長く続けることが出来たとのことです。元気に働いていたのにあっという間に死んで私も驚きましたが、本当なら仕事も出来ずもっと早く死んでいたのかも知れません。お笑いタレントでも「自分の病気にはラドンのホルミシス効果が期待できるという統合医療的な鋭い直感」があったのかも知れません。

 30年以上も目指している私の統合医療構想も実現しないまま終盤にきました。診療所とラドン温泉の発見まではきましたが、もう終わりです。今日はミカンの苗をスコップで穴を掘り沢山植えたので、左の股関節が痛く明日の仕事が心配です。ガンになる前に身体がぼろぼろになります。
 
 これから先はお笑いで私のグチを聞いて下さい。ジョブズ氏に私がいれば統合医療のシステムが完成し、私にジョブズ氏がいれば、彼の経営力と実践力で日本中に統合医療センターが広がったことでしょう。



ミカンの苗を植えました。ミカンの皮はキジツといって健康にとても良いのです。もちろんビタミンCが豊富です。

TPPと精神分析(大輪も3年過ぎて持て余し)


3年前近所に皇帝ダリアが咲いているのを見て、その大きくて美しいダリア、しかも次から次へと咲く冬のダリアが欲しくなり、頼んで茎をもらい庭に移植しました。そしたら3メートルくらいの花が我がもの顔に咲き誇り、今では持て余すようになりました。

真っ青な秋空と薄ピンクのコントラストが美しい


今日もTPPについてNHKで討論会が行われていました。見ているとイライラする。「将来子供のためにも日本を強い国にしなくてはなりません」???抽象的な言葉はいわないで欲しい。どうとでも言える。。俺をテレビに出させろ!!という感じです。この国は精神分析が必要です。何事も潜在意識を読むことが大切です。原発推進の本当の理由は核技術の温存です。戦争放棄でもいつでも核ミサイル作れぞ。なめんなよ!!という感じなのです。経済発展には電力がいるだから原発、というわけだけではないのです。

 何故今TPPなのですか?それは福島を忘れたいからです。みんなの目をそらしたいのです。福島のことを真剣に考えたらみんながノイローゼになり、それに囚われて強迫神経症になります。そして被害妄想になりさらには控訴妄想になり、国民は原発事故を起こした人達を許さなくなるでしょう。イタリアでは地震を予知できなかった5人の学者と1人の官僚を訴えています。6人に52億の賠償金を請求しています。日本だけです原発事故は人災なのに原発推進組と御用学者が伸び伸びしているのは。。。もう次に行きましょう!!TPP行きましょう。という感じなのです。

 残念なことにこれは潜在意識のことですから、自覚無くやっているので反省も気づきもなくどうしようもありません。祈るしかありません。「神よ彼らを許し給え、彼らは自分のしていることが分かっていないのです。」と串刺しにされる前にイエスが残した最後の言葉です。日本人はみんなイエスのような人達です。
 
 昨日山本太郎がNHKにでていました。何とか食いつないでい行けそうなので安心しました。さすがNHKです。残念ながら山本太郎が正しい。チェルノブイリから300キロ以上離れたベラルーシでは20年後も甲状腺ガンが出ています。何故日本の学者はチェルノブイリの事故と甲状腺ガンは関係があるが他のガンとは相関がなかったと言っているのでしょうか。原発の事故は衝撃はこれから出てくるのです。5年、10年、20年という区切りにおいて。まだとてもTPPどころではありません。

黒部アルペンルートその③

さすがアルプスの山、九重とはスケールが違う>


下山してタクシーに乗っているとサル発見!!あわててパチリ。運転手に聞くとサルは雨の前にエサ取りに山から出てくるか、雨が上がってお腹を空かして餌を取りに山から出てくるとのこと。ということはこのサルは腹が減っているということか。


大町温泉郷の銀杏並木。今日は結局大観峰から折り返し、延松というホテルに泊まることになっています。


懐かしいかまど。今日はかまどご飯だ!!


前菜です。


山菜天ぷらです。


雪見鍋です。鍋の上に綿菓子が乗っているだけですが、雪を思わせ風情があります。


鍋のお肉が最高においしかったです。


食事のあとは図書カフェでコーヒーを飲みました。



お腹がいっぱいになったので、野外星み見学会は参加せず、たき火会に参加、焼き芋と焼き栗をもらいました。またお腹いっぱい。いろいろやってくれますこのホテルは。。。

TPP交渉参加表明・コスモス(宇宙)の静(シズ)心なき日本人(ヤマトビト)

若松のグリーンパークに1ヶ月前バラ園を見に行ました。薔薇はまだ開花前であまり見所はありませんでしたが、薄黄色のコスモスが咲いていました。とても奇麗でした。バランスの取れた花びらと緑と黄色と白のグラヂュエーション、確かに静寂な(コスモス)宇宙を感じました。

 とうとうTPP参加の方向が進んでいます。というか出来レースです。1日送らせても最初から結果は決まっている。お互いのパフォーマンスです。反対の政治家の顔も立てて。。。野田首相の「貿易立国、投資立国を目指して」すなわち外需です。内需は益々滅びます。日本は金貸しに専念します。金貸しに農家も漁民も入りません。もちろん小さな商店も入りません。貿易で世界競争に勝つ!!うつ病と自殺は激増!!わび・さび無しの弱肉強食の世界。頭の悪い行動力のない人間はお呼びでない。静心なき日本人。放射能を浴びせられた上に、私達は経産省と経団連に一体何処まで引きずられていくのだろうか・・・

 母親の実家が農家?母の背中のかごに揺られて?美しい農村は断固守り抜く?農家の子供でも農業をしていない人はごまんといます。ましてや親の実家が農家だったというだけで農業経験はあるのでしょうか。農業はファンタジーではありません。暑く寒くきつく活性酸素との戦いです。斜陽産業には嫁きません。守れるはずがありません。テレビで野田首相の顔をじっと見ていたら、どこか狸の顔に似ているなと思いました。ホントに。。。

とうとうTPP参加か!?岡田の鼻息が荒い


font size=”4″>本日の夕食は湯豆腐に春菊鍋。

 野田首相の「あとは私の判断で」イオン岡田の「TPP賛成」名前に田が付いている割には農業に理解のない連中である。原発推進とTPP参加は亡国につながる。安い食料や外国の製品、労働力などどんどん日本に入ってくる。牛丼が190円になるかもしれない。しかし、そこから地獄が始まる。商品が安くなるのはよいが、売り上げが下がる分労働者の賃金が下がる。物価が安くなり、良いように思えるが、自分の賃金も下がり同じことになる。病的なデフレになる。ただ異なるのは食べ物や生活用品の質が低下し、輸入によるポストハーベストの農薬でガンガンガンが増える。

 医療は最悪になる。物価が下がっても医療保険点数や介護保険点数は主に人件費なので医療費を下げることはできない。TPPで内需関係の仕事をしている人の所得が下がるので、高い医療費が払えず病院にかかることが出来ない。三次産業や輸出関連、金融関連の人だけが病院に受診できる。お金のない地方、田舎などで開業する医者はいなくなり、医療はお金持ちのいる都会に集中する。

 消費税が上がればもっと悲惨になる。医療の原材料はすべてに消費税が付いているが、保険点数には消費税はつけられない。実質医療費大幅切り下げになる。さらに自己負担も心配だ。国民が貧乏になるうえに、またサラリーマンの給料も下り、さらに健康保険料も下がることになるので、健保組合も政府も、無い袖は振れないの原理で、結局患者の自己負担が増えることになる。

 私が主治医ををしている80歳を超える開業医が言っていた。「50年ほど前自己負担が5割になったことがあり多くの開業医が首を吊った」とのことである。恐ろしい時代がまたやってくる可能性も出てきた。患者は病気が進行し、訴訟も多く医者は自己保身に走り患者のことはそっちのけになる。医者は逃げようと思えば逃げられる。良心を捨てれば。。。

 私は田舎から逃げません。準備はしています。土曜日も一日働き、日曜と祭日は農業です。今は色々なみかんを植えています。先々診療所に色々なみかんや農作物をを置き患者さんにはご自由にお持ち帰りなさいサービスをします。お金のないうつ病の患者さんには薬代の代わりにヤギの乳しぼりをしてもらいます(冗談です)。



春菊や人参、大根を植えています。


ミカンの苗を植えるときは大きな穴を掘り肥料をたっぷり入れておきます。肥料が逃げないように周りを囲みさらに養分のある土を入れます。

黒部アルペンルートその2

今度はケーブルカーで黒部湖へ


着きました。山の頂上は雪で覆われています。



天気最高。


大パノラマを期待して一気にロープウェイで1800m以上の大観峰へ。残念~霧と雪でした。雪だるまを作ってパチリと記念写真撮影。