投稿者「熊井 三治」のアーカイブ

熊井 三治 について

経歴 西洋医学、東洋医学、環境医学、自然療法などの多面的医療を展開しています。多くの友達申請有り難うございます。申し訳ありませんが、基本的には知人友人を中心と致しておりますので、宜しくお願い申し上げます。 自己紹介をカスタマイズ 鞍手クリニック 院長 Director 以前の職業: 朝日新聞西部本社の所長・産業医 出身校: 鳥取大学医学部 福岡県立東筑高校に在学していました

玄海原発(福島第1原発は未来の逆行性思考)


キュウリがどんどんなり始めました


ピーナッツの花も咲き始めました

今日買った週刊誌に玄海が爆発したら福岡で207万人死ぬと書いてあった。福岡在住だけにトンデモナイ話しである。30年来の無農薬農園も台無しである。放射性同位元素は農薬の比ではない。プルサーマルだけに説得力のある論文であった。日本全体で700万人とも書いてあった。私も以前述べたように玄海原発が爆発したら偏西風で日本総なめ状態である。逆行性思考のできない人には、もう勘弁してくださいと拝むしかない。

 しかしながら、玄海原発が爆発したら福島原発の爆発は未来から見た逆行性思考となる。福島の教訓を生かさなければ未來は悲惨となるということである。福島の事故を神の無慈悲と捉えるか、未来の逆行性思考として神の警告と捉えるか重要な岐路である。浜岡原発にとっても同じ事が言える。祈願!!原発解散!!


脱原発(逆行性思考停止ー原発が廃炉にできない真の理由)


農園では色々なアジサイが咲いています。

 菅首相が脱原発を宣言してから、どうやら肝腎の民主党では誰一人支持していないようである。枝野氏からでも「夢幻のごとし」のような感じで夢想論と言われてしまった。共産党と橋下知事からは国民の支持が得られるというコメントをもらった程度である。民主党も電力総連が支持母体ですから。。。玄海原発も関係の地元政治家は九電一族らしい。。。日本の政治経済を推進している人達は皆反脱原発である。。。菅首相の脱原発宣言は夢想どころか妄想になるかも知れない。

 睡眠薬の副作用に「逆行性健忘」というのがある。ほとんど滅多にないが、眠剤を飲んで寝ないでいると直前の記憶が飛んでしまう。頭がボートして夢遊状態になり眠剤を飲んでいるのも忘れてさらに眠剤を飲み、ますます危険な状態になるのである。滅多にないが眠剤(特に速効型)を飲んだらさっさと布団にはいることである。

 これと少しは違うが昔のことを考えて現在を判断できない人がある。逆行性思考停止と私は勝手にな名付けている。今回の原発事故は長き前政権のエゴの集積の結果である。菅首相が悪いわけではない。確かに菅首相の住民避難の点で事後処理はまずい点がある。しかしそういったことを積極的にするのは、本来経産省官僚や原子力安全保安院。電力会社などの原発推進組がするべき事である。菅首相は千手観音ではない。長きにわたって原子力村の双璧が、事故があったからといってすぐになくなるわけでもない。

 脱原発ができない真の理由は、ずばり核技術の放棄を恐れるからである。日本に原子力技術が無くて北朝鮮が核ミサイルを持ち恫喝され、無神経で挑発的な中国にこれ以上馬鹿にされたくもないというのが日本人の心情である。9条があっても何時でも核ミサイルは作れるというのが日本人の潜在意識での戦争力なのである。
 
 だから脱原発の問題はは「まだ戦争しますか、それとも本当に放棄しますか?」再度日本人に問いかけているのである。しかし戦争は2次世界大戦の軍部の官僚の指一本によって、善良なる農民が南方で飢えと病死で苦渋を被った。今回の原発のように農民の自殺はこれと類似してはいないだろうか。何処の国も、元気のいい人の喧嘩で、結果的には善良な市民が苦しみ死ぬ。今を見るには歴史の中で判断するしかない。

 菅首相は民主党でも嫌われ者。それなら原発解散しても嫌われることには変わりがない。

脱原発(がんばれ!!菅首相あなたはOKです。あなたの信念を実行してください)


黒スイカが大きくなってきました、ハウスものなら3千円はするかも知れません。


メロンもまあまあ順調です。

13日とうとう菅首相が脱原発を発表した。早く発表したらみんなに押しつぶされていたでしょう。政治家は自分の票のことしか考えていませんから、電力総連の票で支えられている民主党。経済界に支えられている自民党。その他高エネルギー経済推進派、多くの電力を必要とする輸出産業と。それらから広告料を頂いているマスメディア。自分の名誉とお金しか考えていない科学の神さまをも恐れぬ御用学者。まさに四面楚歌の状況で彼は生き残り作戦と時期とタイミングを考えて行動していると推測される。

 本当は脱原発に向けた原発解散をやって欲しいのだが、彼はそれはやらないようだ。日本は輸出産業で、その下には数多くの下請け中小企業もいる。原発労働者も多くいる。彼はそう言った実情を考え徐々に脱原発を行おうとしているのであろう。しかしそれでは何時か原発推進派に押し返されてしまう可能性は十分ある。もはや国民に問うた方が良いと思う。

 昨日、加藤茶と中本耕二が福島県を旅する番組があった。福島はホントに美しく、食べ物も多く、まだ行っていない美しい日本の代表である。みなさん上記写真のような安全で美味しいメロンやスイカが食べられなくなったら大変です。失ったものは大きすぎる。もし2度目の原発事故があれば日本人は大きく自信を失い、PTSDなどさらに日本人の精神は低迷し、外国からは失笑されるであろう。イタリアも苦しく、とても脱原発がやれるエネルギー状況ではないし、技術国家ドイツも原発技術を放棄するのである。福島の原発事故で外国がそれを学習し、正しい道を実行してる。

 地震列島で原爆の被災地で、福島が今度は世界で有名な言葉になり、それでも日本が脱原発に向かわず2度目の原発事故があれば、世界の同情を買うどころか今度は日本は世界の笑いものになる。日本にはもうあとはないのである。原爆も意味不明な2発目が落ちた。原発事故も2度目はないという補償は何処にもない。

原発解散(菅おろしーそれでも菅首相を支持しますー)




放射線障害に強いといわれるドクダミとドクダミの花

まるで異口同音のように菅首相が色々こき下ろされている。海江田氏もハシゴをはずされたとカンカンである。与野党でも皆菅首相の権力や名誉に対する執着心にあきれ果て抗議をしている。批評家やマスコミも菅憎しの状態で、菅の悪口を言えば様になった解説のように話している。しかし私が精神医学的に診て菅首相は名誉に執着していない。地位や名誉ばかりを求める人は、「苦労しないで」名誉を得るということを欲するものである。
 
 しかし、どうであろうか。3月11日から菅首相は緊張と興奮と疲労の連続である。色々な人から批判されても本心からの自己主張も出来ず。それこそそのストレスは計り知れないものがあるだろう。そのつらさを乗り越えるエネルギー源は地位や名誉ではなく、命や人生をかけたポリシーである。実際有名なジャーナリストからも「殺すしかない」とまで言われているようだ。

 菅首相の本心はずばり脱原発である。菅首相は自民党時代からの原子力村という怪物に対して驚異を感じているのである。今後の日本における事後処理を正しくしようと思っても、経産省や東電あるいは原子力安全保安院の頼りにならない無責任さ、根強い原子力技術に対する執着、スピーディ1の情報も隠され菅首相は知ることなく、住民の被爆を結局自分の責任にされてしまうのである。

 菅首相は今まさにそこにある危機に対して学習中なのである。こんな特別な危機にたして、四面楚歌の中で最初から上手くやれる人など誰もいない。今さらだれかに変えてどうにかなるものではない。変えたら原子力村のいいなりになる首相になるだけである。こんな状況で自分は絶対辞められなと思っている。しかし自民党にしくまれ鳩ぽっぽから不信任を宣告され「やむを得ず首になるなら、いっそ条件期限付きで退陣をほのめかす作戦」をしたまでのことである。自分たちの決めた首相をペテン師と呼ぶ精神が分からない。子供手当をもらっているせいかまだ大人になっていない。

 今回の原発事故は実に重大な転換点となる。私は原発の電離放射線の特殊健診もしたことがあるし、ヨード131を使った実験研究で博士号を取り、統合医療で高濃度ラドン温泉も発見しマイクロシーベルトの単位は昔から身体で理解しています。

 みなさん今回のことは軽く考えてはいけません。微量の放射線は確かに身体によいと言うことはあります(ホルミシス効果)。しかしそれはラドン温泉などの自然放射線のことを意味しているのであって、原発事故のことを言っているのではありません。医療被曝や空間線量は主に外部被爆のことであって実際の被爆を示すものではありません。内部被爆こそ最も重要なのです。もはやこれからはドクダミや柿の葉茶やみそ汁などの放射線障害防止策や免疫力強化の話しをする方が実際的と言っても過言ではありません。

 玄海再開と聞いたときは実に驚きました。お人好しの九州人をまた騙して、「政府が責任を取る?」原発が爆発したらそんなこと出来るはずないでしょう。プルトニュウム、プルサーマルも玄海が一番、再開もまた玄海が一番、そして日本最古のプルトニュウム原子炉。何処が安全ですか?北朝鮮が玄海ねらったらどうなります?偏西風で福岡広島岡山大阪全滅ですよ。

 新エネルギー買い取り法案、発送電分離最低この法案が通らなければ、原発解散をぜひ菅首相にやってもらいたいし、彼は国民の審判にゆだねるでしょう。脱原発への舵取りこそもはや日本人進むべき道なのです。

糖尿病と桑(蚕には糖尿病はありません)

桑の実発見。何故か切り倒さず残った雑木にくわの実が沢山なった

クリニックのスタッフが桑の実ジャムを作った。食べてみるとほんのりと甘くとても美味しかった。

子供のころ桑の実が沢山なっていたのを思い出した。もう少し実が大きく感じたのは自分が小さかったからなのだろうか。春の健康診断でHbA1cが5.7%(5.8以上は糖尿病)になり仰天した。高脂血症もある。ただ今マイナス1キロで奮闘中です。蚕に食べられる前に桑の葉茶を作って飲むつもりです。なぜなら桑の葉にはαグルコシダーゼ阻害剤が含まれていて、腸管から糖の吸収を阻害する天然の血糖上昇防止剤なのです。蚕には絶対糖尿病はないと思うよ。

福島PTSD(神の手は優しくそして恐ろしい)

白い野イチゴの花が咲きました

やがて赤い奇麗な実をつけました


自然な甘味でとても美味しいです

 家内が震災で「神さまはなぜ予告もなくあんな惨いことをするのですか」と聞いた。
私は「神さまは既にずっと前から予告している」と答えた。
神さまは大きな声で何度も語りかけている。「物質的な豊かさを追求するのではなく、精神的な豊かさを追求しなさい」そう何時も叫んでいる。しかしどんどん物質的なものを追求すればするほど、私たちの霊道は塞がり神の声は聞こえにくくなる。寝ている子に危険が迫るとき、親は何度も大きな声でその名を呼ぶ。しかしそれでも起きなければ、親はその手で子供の身体を揺する。しかしその優しき手は、エネルギーの次元がはるかに高いため、子供の身体は豆腐のように破壊されてしまうのである。地震は神の手である。しかしそれで日本が沈没することはない。神の警告として一部を破壊するのである。

 次元の高い世界では価値観が異なる。人類の物質的な成功より、霊魂の堕落を最も恐れる。時にはガイアの生命の方が優先されることすら有る。神の手は優しくそして恐ろしい。

 それではその警告の糸口は何か?前回のブログでも書いたが、それは自殺対策である。1998年より自殺者は3万人を超えている。政府やマスコミも言及はするが何の解決にもならない。これも原発と一緒で解決で努力すべき人が、官産学で何の役ににも立たない。メンタルヘルス対策はパフォーマンスばかりである。

 昔無医村にいた頃、医者がいないので検死もしていた。鉄道自殺でバラバラになった死体を組みたてたり、飛び降り自殺者の目玉を探し回ったり、震災以上に結構悲惨である。しかも3万人である。みんな自殺者が3万人毎年出るのは平気なのだろうか?私は不思議でならない。先進国として恥ではなかろうか。

 私は以前の著書でうつ病は「絆の病」と説きました。今震災後「絆」という言葉が盛んに使われるようになりました。心の大切さが理解されてきたなら幸いだ。長くなるので書籍の中の「日本人はなぜ自殺するのか」という章の粗原稿を貼付します。興味のある方は読んで下さい。



一人の自殺者で6人が精神的なショックを受ける

第8章 日本人は何故自殺するのか
―誰もが一度は経験する人生のアンラッキー4(フォー)-
 先日読者の1人がうつ病について書いて欲しいと言う希望が有りました。今月は管理職者のための事を書こうと思いましたが、急遽このタイトルで書くことにしました。今までうつ病の予防法や心の治療法についてずっと述べてきましたが、確かにうつ病全体のことは書いていませんでした。しかしここでは医学生に話すようなことを書いても、分かりにくく有効とは思いませんので、問題を提起しその解決方法からその実態を明かすという変わった表現方法を使います。
 字数に制限がありますので、結論から話すことにします。人は何故うつ病になるのでしょうか。①偏差値教育で本来愛すべき隣人と競争する事ばかりを学び、今も限りなくその心が条件付けられ継続している。②人の生活が自然から遊離し、より上手に生きるという精神脳ばかりが発達し、反対に肉体脳が衰えてたくましく生きることが出来なくなった。③仕事が専門化し人の助けやお金がなければ一人で生きれなくなった。④家族が核家族化し、さらに親戚、隣人や友人との関係も希薄になった。これらの状況より、賢く効率的にうまく生きるための脳(大脳皮質)が酷使され、楽しくたくましく生きるための脳すなわち肉体脳(大脳辺縁系、基底核、視床等の発生学的に古い旧脳)が使われず、脳のバランス機能が著しく低下して生じた状態がすなわちうつ病なのです。今を楽しく生きる感性が無くなり、未来の恐怖を予測回避することばかりに脳が使われるようになりました。
 それではそういう脳の状態で、どうしてうつ病へと発展するのでしょうか。人は皆自分がうつ病にならないと思っています。しかし、15%の人はうつ病を一生涯の内に経験します。人生にはたまたま不運なことが重なってしまうことが有ります。それはカジノでラッキーセブンではなく、アンラッキーフォーが偶然に三つ並ぶようなものです。例えば①自分もしくは家族の重い病気②何らかの経済的損失③仕事上の変化(昇進、降格、転勤等)と言ったものが比較的同時期に起こると、どんな心の強い人もうつになり、時によっては自殺してしまうことすらあるのです。既に現代人の脳が悪い方向に考えてしまう状況になっているため、誰にこれらの事が起こってもおかしくありません。私といえども不幸が重なれば、いや医師全般特に勤務医は、保険点数の厳しい制約で良心的な医療が出来ず、訴訟の危険性も高くなっており、さらに常時過労が重なり危険な状態にあります。抗うつ剤を飲みながら診療している医師も少なくありません。現在の日本では多かれ少なかれ多くの職業で同様な現象があると思います。
 日本ではガンも多く、私は1998年「日本人は何故ガンで死ぬのか」という本を出版しました。しかし、くしくも1998年より自殺者が3万人を超え、未だに減る傾向はありません。今年も株価暴落のためやはり減ることはないでしょう。今後は「日本人は何故自殺するのか」というテーマが大きな関心事になるでしょう。
 人間に自殺があっても、動物には自殺はありません。飼い主に先立たれたとか失恋したとかで猫や犬がベランダから飛び降りるでしょうか。ペットはうつになることはあるかも知れませんが、野生の動物にはそれもあり得ません。それは自分が大自然の中で、自分自身の力でその瞬間瞬間を、ありのまま生きているからです。
 自殺者の9割以上はうつ病で6割は治療を受けていません。自分がうつ状態にあるということすら自覚がありません。ましてや私が先に述べた脳の機能のことなど知るよしもありません。死にたいと思い続けたり、未遂事件を起こす人は何が何でも抗うつ剤でまず脳を調整しなければなりません。それから生活習慣や人生の価値観を見直すことです。恥ずかしいということは問題外です。
誰かが自殺をすればその周りの6人の人が精神的な影響を受けると言いますが、本人自身にとっても全く解決になりません。それは坂を転がっていく石が谷から落ち、消えて見えなくなっても、石はなくなった分けではなく、さらにその谷底の深いところで転がり続けているのです。自分がこの世から消えても別の世界で苦しみが続きます。どんなに苦しくても耐えねばなりません。耐えられねば薬を飲み、今まで私が述べてきた認知療法や森田療法の「あるがまま」でアンラッキー4も天中殺と捉え陰陽が変化するのを待ちましょう。脳のバランスを整えることも大切です。
それではうつ状態のチェック表(表3)を入れましたので、宜しかったら行ってみて下さい。8点以下問題なし、9~14点やや問題あり、15~19点要注意、20点以上専門医の受診要検討です。 

大木にフジのかんざし日の光

もう大分前になるが、5月の連休にトマトやスイカを植えた。天気が良くとても暑い日だった。疲れてふと上を見上げると、大木に絡まったフジに奇麗な花が沢山咲いていた。山フジは謙虚であまり花をつけない。ところが今年は見事な花を惜しみなくつけている。何十年も前から見てきたが、連休の暑い光り輝く日光に照らされ(写真を撮った日は曇り)まるでかんざしのように思えた。


フジの花の下に車を寄せた。25メーターはあると思います。

クリニックの駐車場から見たフジ。


こんなに大きいフジのつるです。

5月は進学や就職、転勤など生活の変化が大きく、季節の変化に伴ってうつ病も多くなります。しかし今年の5月の自殺の増加は常識を越えている。今日の朝日新聞夕刊によると、日本の自殺者数は1~3月までは前年に比べて減少していたものの、4月から増加し5月は3381人前年度に比べて499人(18%増)多かった。福島では前年度比38%増である。増加は東京などの都市部に多いとのことである。
 ブログを書く時間がないので、紹介できないが、5月は色々な花や果実がなり私たちの気持ちを和ませてくれる。自然は良くできたもので、その時期に必要なものを人間の心身両面に対して提供してくれる。病気に対する薬草もそうである。だが、30年自然農法をやってきた福島県の農家が自殺した。原発事故は人災である。自然が放射能でおかされることは許し難く、これは天災でも自殺でもなく、他殺と言えるのではないだろうか。自然あっての人間であることを忘れて、何を追いかけているの?

菅首相退陣(政治家はいつまで無洗米を食べ続けるのか)

親戚が米屋をしているので、評判が良いという無洗米をもらった。この無洗米は文字通り洗わなくて良いので水が入らない。したがって病院や被災地で良く売れているとのことである。無洗米は胚芽も取られており、ダイヤのように奇麗だがビタミンミネラルが全くない。ほとんど炭水化物と水である。統合医療をしている者から言えば、病院で無洗米を患者に食べさせるという医療に仰天する。これでは病気の原因対策には全くならない。

 菅首相が8月頃退陣することになった。菅首相の擁護のブログを3回ほど書いたが、虚しく沈んだ。自民党の山本誰がしかが8月も遅過ぎる。サギだと文句を言っている。原発を推進してきた自民党が文句を言える柄かと思う。菅首相が悪いのではなくて、自民党の長い間の政策で出来上がった危機管理のなさで今の混乱がある。だれが首相になっても同じである。首相の船長が代わっても官僚の乗組員がすぐ代わるわけではない。米国みたい国民の直接選挙で、首相が決まるなら官僚も5000人ぐらいすぐ首になり、画期的に代わるかも知れない。無洗米を食べ続けていて病気になって、いくら治療法を変えても病気は治らない。もっと早ければ良かったが今からでも玄米を食べるしかない。しかし政治家達は政争に明け暮れ、無洗米を食べ続けるようなことをしている。国民にとっておおいに迷惑な話である。

下の写真は無農薬玄米と黒米の御飯です。

御用学者(後の者が先になり先の者が後になる)


今年は西洋なしのラ・フランスがたくさん実を付けています。

 天国に行くのを最も障害するのは高い名誉心です。高いエリート意識とお金が結びつけばさらに困難になります。みんな死んでから予想外の展開が起こります。名誉があり多くの人に尊敬され、当然死んでも天国に一番行くに違いないと思っていたら、名誉もお金もあまりないようなお百姓さんや漁師のような人がどんどん先に天国に上がって行きます。即ちこの世ではあまりパットしない人達、すなわち後れをとっている人が先に天国に入り、この世で第一線をいっている人が一番最後に天国に行くのです。
 「あとの者が先になり、先の者が後になる」という言葉はイエスの言葉かも知れませんが、原発推進派の御用学者達を見ているとその言葉が実感となって分かる。東大くらい誰でも行ける。自分の事だけを利己的に考えて、勉強ばかりをすればよい。心優しき人は人のために自分の時間を犠牲にして生きる。人のために炎天下で鍬をふるい。人のために危険な海で魚を釣る。高学歴は本来恥ずかしいという場面もあるのである。
 御用学者は何も原発に関してだけでない、医学の世界も経済の世界も全ての学問の世界に存在し、世の中の健全な発展を大きく歪め、時に大きな危険をもたらすこともあるのである。東大で本当の学者で優秀な人は大体琉球大学に流される。名誉を求めず、正義感の強い優秀な愛情のある学者は東京から追い出され、ずっと後方へと追い出される。しかし彼らこそ死後最も早く天国に至る学者となる。

福島PTSD(分都ー博多ばこんねー)


日本産業衛生学会会場から見た港区

 東京で行われる予定であった日本内科学会も内科学会総会も日本精神医学会も中止か延期になった。だがなぜか日本産業衛生学会だけは予定通り開催された。今年は東北からの参加がなかったり、あるいは放射能や地震を恐れてか参加が少なかったようである。放射線は目に見えず、浴びても自覚症状もないだけに、鈍感な人と異常に神経質な人と大きく別れる。しかし山野に降る放射性同位元素は草木や大地に吸収されるが、都市部に降る同位元素はアスファルトの上を何時までも転がり続ける。それらを吸収する生物は人間しかいない。都市近郊での原発事故は本当に致命的になる。先日浜岡を止めた菅首相をほめたが、良く聞くと津波の防波堤が出来る3年後は開始するとの含みと聞いて呆れ果てた。福島の冷却装置は津波の前にお釈迦になっていたとの話もある。即ちパイプや電線が既に地震で引きちぎれていたのであろう。浜岡が爆発すれば東京は終わる。私のブログは政府の発表や週刊誌よりも2~3週間早い。私の読んだとおり、結局やはりプルトニュウムが出ていて、MOXを使っていて、メルトダウンであった。汚染地図も早くだすべきだった。

 窓から港区を見ると地震津波に全く無防備なのが分かる。これからも東京都民は不安と共に生きるのであろうか。5月19日の夜関東地区に地震があった。しかしホテルにいた私は全く地震を感じなかった。20日東京の知人と食事をしたが、彼は昨日強い地震があったと話した。若い頃東京で生活していたことがあるが、地震で大騒ぎをするのは何時も私のような九州人か岡山人である。でも今は東京人の方が地震に対してセンシティブなのが分かる。

 遷都が無理なら早く分都した方が良い。名古屋も大阪も地震も多く海抜も低いからダメ。もやはアジアの玄関福岡しかない。もはや多くの企業が来ている。クラウドコンピューティングの会社も2社来ることになっている。海もあり山もあり食料も水も豊富である。土地は今のところは超安い。なによりも地震や天災がない。人情も厚い。こんな良かとこ無いばい。