投稿者「熊井 三治」のアーカイブ

熊井 三治 について

経歴 西洋医学、東洋医学、環境医学、自然療法などの多面的医療を展開しています。多くの友達申請有り難うございます。申し訳ありませんが、基本的には知人友人を中心と致しておりますので、宜しくお願い申し上げます。 自己紹介をカスタマイズ 鞍手クリニック 院長 Director 以前の職業: 朝日新聞西部本社の所長・産業医 出身校: 鳥取大学医学部 福岡県立東筑高校に在学していました

梅雨前の見る人も無き山裾に赤く咲きたるシャクナゲの花


スイカの苗にキャップをかぶせに一番上の畑に行きました。シャクナゲの花発見。シャクナゲの大きな花はすぐ落ちてしまうので、見逃してしまうことが多いが今年は良いタイミングで発見。






こうして見ている間に花が1個落ちました。

先週は東京に行ったり大分に行ったりで忙しかったが、野菜や果物の苗につく害虫対策は怠れない。スイカやメロンにつく憎き瓜バイやミカンの葉につく蚕のような虫退治を無農薬でやるのは大変です。梅雨の到来を思わせる少し蒸す夕方に、真っ赤なシャクナゲの大きな花が心に射すように鮮やかに且つ儚く輝いていました。

福島PTSD(菅おろしー浜岡原発でかした感(菅)ありー)



連休中にスイカを植えました。

今日も菅首相がそこまで言って委員会で、相当こき下ろされていた。確かに汚染地図が遅れて出てくるなど、隠されている部分があることがまだあるようで、不信感はあるが、菅首相にも官僚や御用学者、東電には不信感があるのではないだろうか。こういう事態になったことは自民党や官僚や御用学者にあるのであって、新米首相だけの責任にするのはあまりにも的はずれである。白髪のばあさんは「こんな首相を選んだ国民が悪い。国民はもっと勉強しなきゃ」言う始末である。自分は何処まで何を知っているのかと問いたい。国民はそれ程馬鹿ではないと言いたい。
 今度の全ての災害の結論は浜岡原発停止にある。菅はそれを実行しようとしている。菅をおろしたらあ菅。ユウチューブを見たら杉並区のビルの屋上の塵でインスペクターが6~7マイクロシーベルトを超えていた。嘘だろうと思うくらい高い。もし東海地震が来て浜岡原発が爆発したら、東京の放射能もこんなものでなく、日本は沈没する。東京都民は菅首相に助けられようとしている。菅をおろしたらあ菅。東電の職員は原発が爆発するのは1千万分の1と言われていたとのことである。しかし、実際はさらに複数がメルトダウンした。政権が民主党に変わって、小沢ではなく東工大の官首相が誕生した。地震列島を核列島にした官産学の原発推進派に負けず是非頑張って欲しい。

己こそ己のよるべ、己をおきて、誰によるべぞ。よく整えられし己こそ、まこと得がたき、よるべなり

ボケの花が咲きました

菅首相のことを擁護するブログを書いたら、アクセス数が上がるどころか書かない日より下がってしまった。よほど人気が低下している。先日もそこまで言って委員会で入院した方が良いとまで言われていた。菅首相の悪口が出ない日がない。しかし、今回の人災は菅首相によるものではない。長い官僚の増上満とそれを許し自らも朽ち果てた長い自民党政権ツケである。長くかかって出来た現象を今の人だけに責任を覆わせるのは不合理というものである。過去50年の間にかくも多くの天下りがある状況で、自分のことだけしか考えない頭のいい人がなした結果である。他人を攻撃するする人は自分の罪を否定する人である。悪党ビンラディンとはいえ、人を殺してお祭り騒ぎをする心境が分からない。2000年前と変わらない。日本もアメリカに石油を押さえられ戦争に持って行かされた。リメンバーパールハーバーと似たところがないとは言えない。

 患者さんが死んで医療従事者に文句を言ってくるのは、親不孝な子供である。親孝行な子はずっと看病しているから医療従事者の苦労を見ているので、医療従事者を評価し感謝している。患者が死んで突然見知らぬ家族がやってきて怒鳴り散らす人もいる。

 釈迦がキノコを食べて下痢をして脱水で死ぬとき、「仏陀が死んだら、一体私は誰を頼りに生きていったらよいのでしょう」とさめざめと泣くアナンに「アナンよ肉の身の私に頼るな、私の説いた法につきなさい」と諭す。その時の一説がタイトルの言葉である。法句経160。人の非を探すより、自分の心の弱さを知る事が大切。その時にこそ「良く整えられし己が出来る。

福島PTSD(菅おろしー菅首相の孤独ー)


パール柑がいつまでもなっています。柑橘系の豊富なビタミンCは抗酸化物質の一つで、タバコや放射線障害による活性酸素の発生を消去する作用がある

「イラ菅」や「遅きに失した感(菅)あり」などと悪口も言ったが、どうも菅首相はよくやっているような感(菅)じである。下記を参考にしたら菅首相が事故翌日早朝原発に入った点は評価できる。

http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/news/20110404k0000m010149000c.html?inb=yt

先日週刊誌に原発事故に関して「A級戦犯5人の実名」という記事が載っていた。経済経産省の官僚や原子力安全委員会のデタラメ委員長、保安院、東電幹部、御用学者の原発推進派の人達である。12日へりで視察するも「総理、原発は大丈夫なんです。構造上爆発しません」原子力で飯を食っている最高責任者の高級官僚がそう言うのであるから、もうおしまいである。しかし菅首相は11日の夜に伸子夫人に既に「東工大の名簿をすぐに探してくれ」と頼んでいる。原発推進派の人々で構成されている官僚、東電、御用学者を信じていない証拠である(大正解)。単なる一現場職員の吉田所長の方が信頼されている。現場に聞けというのも産業医学の鉄則である。菅首相の言うとおりさっさとベントしないから爆発してしまった。海水注入も遅すぎた。廃炉を恐れたからである。事故が経ってしばらくして東電が「福島第一原発は廃炉にすることにした」とあらためて発表したのには仰天した。自分のことしか考えていない。放射能の住民の健康被害、国の国際的評価の低下、福島県の産業喪失等々を考えず、原発が使えなくなることに精神が集中していたのである。爆発したときからもう廃炉が決まっているのは正常な人間なら誰もが思うところである。後手後手に回り結局被爆するのは東電の作業員や下請け孫請けの人達である。福島50の美談ではすまない。
A級戦犯の多くは東大工学部の優秀な人達である。すなわち原爆を作ったきっかけとなったアインシュタインやガンで死んだキューリー夫人のような人達ばかりである(医者がいない、産業医がいない、生物学者がいない)。要するにガンで死のうが爆発しようが科学と経済発展こそが一番と考え違いをしている人達である。このことは菅首相も感じていたのではなかろうか。しかし、この経産省、東電、御用学者の壁は原子炉の格納容器よりも厚くそれを破ることも出来ず、菅首相は孤独なる宰相であったということである。菅首相には精神分析医の意見を聞きながら事に当たられた方がよりベターとアドバイスしたい。
 ただ私達が気を付けないといけないのは、この壁が今後どうなるか(原発の存在は核兵器製造能力ともつながるので他の力もあり得る)と言うことと他の事象でも同じ事が起こっているのではないかと言うことである。自殺者が1998年より3万人を超えているが一向に改善しない。これも同じ理由である。経済発展が一番、自分で死ぬ人は問題外???政府や企業に責任なし???このことはまた改めて言及したい。

福島PTSD(そこまで言って委員会ー放射線は身体によいー)最終結論ホルミシス効果


放射線のホルミシス効果の善し悪しはは0.5マイクロシーベルト/hrくらいで競われる。

今週のそこまで言って委員会は張り付いてみることが出来たが、放射線の事については何も話されなかった。菅首相の代わりに医療崩壊へと導いた小泉元首相の名やメンタルでリタイヤした安倍元首相の名が出てきたときは驚き呆れた。今回は良い番組ではなかった。今日も菅おろしで小沢派がうごめいている。今派閥争いや政権争いをしている時ではないでしょという感じである。菅首相は今大変な学習中である。もう今さら他の人に代えるほど余裕はないのである。
 
 中村先生は今回出ていなかったが、活性酸素が出るくらいで微量な放射線は身体にむしろ良いという前回の話で、ホルミシス効果という言葉は出なかったのだろうか。微量な放射線を利用してガンの治療を玉川温泉に25万人、ラドン温泉やわらぎの湯に35万人が行っている。統合医療の分野では微量放射線は身体に良いというのはホルミシス効果と言って以前より理解されている。しかしそれは西洋医には馬鹿にされている。ホメオパシーも西洋医学の学術団体から「荒唐無稽」のお墨付きを頂いた。西洋医は放射線障害は直線仮説でどんな微量の放射線も発ガン性があるという。しかし1985年頃よりホルミシス効果が実験科学的にあるいは疫学的に証明されてきて、西洋医も認めざるを得ない状況に来ている。今回の原発事故ではこのことが話題になっている。しかし彼らは統合医療医のホルミシス効果という言葉は使わない。西洋医はアンティ統合医療だからである。微量の放射線は活性酸素を作る。これはジョギングと同じである。だがその活性酸素は体内のSOD(活性酸素除去物質)によって除去される。いわゆる微量放射線もジョギングもSODを大量に、且つより素早く出すための身体の訓練になるのである。「放射線にあたっても活性酸素が出るくらいで身体によい」という説明だけでは誰も分からないはずである。統合医療の理論を話していないからである。統合医療の理論は中道にある。病気は両極端の姿であり片寄りである。それを中道の安定した状態に持って行けば病気は治るのである。だから自然が大切なのである。

 ただホルミシス効果が身体によいからといって、原発事故の放射線も浴びて良いと言うことにはならない。医療放射線も不要な検査はすべきではない。上記の写真はやわらぎの湯よりラドンが多い温泉である。それでも僅か0.5マイクロシーベルト位なのである。1時間温泉に入っても胸部レントゲンの100分の1である。これくらいの放射線なら身体によいといっても良いのである。
 文部科学省は26日、東京電力福島第1原発から放出される放射性物質による周辺の汚染状況を予測したデータを公表した。現在の水準で放出が続いた場合、来年3月11日までの1年間の予想累積線量は、福島県浪江町赤宇木椚平(原発の北西24キロ、計画的避難区域)で235.4ミリシーベルトに上った。福島市や福島県南相馬市でも、一般人の人工被ばくの年間限度量(1ミリシーベルト)の10倍に当たる10ミリシーベルトを超えると推定している。
 計画的避難区域で年間23万5400マイクロシーベルトの放射線を浴びることになる。これは年間47万回ラドン温泉にはいることになる。これは一年間、毎日高濃度ラドン温泉に54時間入り続けないといけないことになる。だからこれはホルミシス効果でなく有害な被爆である。出来るだけ早く退去した方が良いと思われる。
 あくまでもホルミシス効果は自然放射線のことである。玉川温泉や天然ラドン温泉あってのホルミシス効果であるということである。ラドンはアルファ線を出す。アルファ線は結構強くて有害であるという人もいるが、ラドンは希ガスなので体内に吸収されても30分も経てば身体から全て出てしまう。分解して娘核を残しても粘膜を通すことも出来ず、痰や便として出てしまうのである。アルファ線は電離放射線とも言い、原子核の周りの電子を励起しエネルギーを高い位置に保ってくる。私達が食べたものは最後はグルコースになり、ミトコンドリアでATPになり、電子のやりとりでエネルギーが生じるのである。ラドン温泉に入ると、ラドンのアルファ線から直接このエネルギーを頂くのである。一方MOXに使われているプルトニュウムは中性子線とアルファ線を出す。2万4千年の半減期を持つプルトニュウムは身体に蓄積すると、その一カ所で中性子線とアルファ線を出し続ける。中性子線は原子核を崩壊させるため遺伝子の分子構造が変わりやすい。いわゆる突然変異を起こしやすいのである。アルファ線も同じ場所でづっと出続けると、止まることの出来ない半減期の3,8日のラドンのアルファ線と異なり、大変まずいのである。要するにホルミシス効果とはあくまでも自然界に存在する微量放射線が身体によいと言うことなのである。



農園の至る処に水仙が咲いています。

福島PTSD(そこまで言って委員会ー放射線は体にいいー)最終結論2

庄内ふきが育っています。


ふきの花が咲き始めました。


庄内ふきは大きなふきでタケノコや昆布と煮るととても美味しい。もちろん無農薬。10本100円で温泉朝市で売るとすぐに売り切れました。

今頃、私がずっと前に言っていた放射能による汚染地図を発表するとか。気象庁が風向による汚染予測を発表するべきであったとか言っている。遅きに失する感(菅)あり。今頃避難ではなく、今頃いつ帰ったらいいか位の状況で本来あるべきである。計画避難でなく子供は早急に待避。といってもこの親子の分離体験には当事者にはトラウマになるので、集団疎開と前から言っているのである。5~6千人単位くらいなら学校を作り、郵便局を作り、コンビニを作り、診療所を作りちょっとした町を作ることが出来る。インフラは政府が協力すればいい。これは次期の災害時の訓練にもなる。
 
 放射線は距離の二乗に反比例して弱まるが、1メ-トルの高さでも結構高いようである。放射線にはα線、β線、γ線、X線、中性子線など有るが、中性子線が一番きつい。私の持っている測定器インスペクターは中性子線は強すぎて計れないはずである。中性子線は一般に自然界にはないので、一般の測定器では計る必要はないのである。発表されている放射線量は中性子線は測定されているのであろうか??中性子線を出すプルトニュウムがどの位の地点まで降下しているかが、避難の重要ポイントと思うが、その点は明らかとなっていない。プルトニュウムは重くて遠くには飛んでいないと決めつけられてはいないだろうか。

今回の放射能汚染による被爆を医療被曝と比較して述べられるが、それは間違いである。医療でのγ線やX線の短時間の外部被爆と核汚染による中性子線や半減期の長い放射性同位元素による内部被爆では比較する次元が異なる。放射線の電磁波は距離の二乗で弱まるから、遠くにさえいれば外部被爆は防ぐことが出来る。問題は半減期の長い放射性同位元素が遠くにまき散らされることである。だから吸入と経口による摂取は十分注意する必要がある。放射性ヨードに対しては海藻類を食べ、セシウムに対してはカリウムの多い野菜や果物を食べ、ストロンチュウムやプルトニュウムに対してはカルシュウムを取って、放射性同位元素が身体に吸収されるのを防止しよう。
 
 次回は何故放射線科の中村先生は「放射線は体にいい」という私達統合医療の人間が昔から唱えている「放射線のホルミシス効果」という言葉で表現しないのかについて話そうと思う。



八重桜が奇麗に咲きました。

福島PTSD(そこまで言って委員会―放射線は体にいいー)最終結論




黄金の色をした椿、金花茶(きんかちゃ、椿はお茶科です)20年たっても大きくなりませんが、今年はまあまあ綺麗に咲きました

山菜のイタドリできんぴらごぼうを作りました。

日曜百姓は春種まきやタケノコ採りや山菜取りに忙しく、うっかり4月17日に中村先生の放射線コメントを見逃しました。インターネットで見ようと思ったら、よみうりがさっさとユウチュウブを消去していました。DVDで儲けようと思っているのでしょうか。放射線に関しては全国民が疑心暗鬼なので、マスコミの使命として情報はなんでもオープンにすべきと思います。前回の放送では誤りを指摘しましたので、今回もと思っていたのですが残念です。
 ただインターネットによると、今の放射線量なら20km圏内でも家に帰って問題なしと話したようなのでこれはコメントさせていただきます。中村先生はいいことを言っているのですが、かなりアバウトなので誤解を生みます。これは行ってはいけません。現地が10マイクロシーベルトくらいあるとしても年間87ミリシーベルトの被爆になります。これは100ミリシーベルト以下ですが、医療従事者ならともかく一般人は受ける必要のない被爆です。新聞で出ている放射線量は外部被ばくのことで内部被ばくのことは考えられていないのです。地表面に降っている放射性同元素が呼吸器や消化器から吸収され体内に蓄積し、一生放射線を放出し続けるからです。ヨードやセシウムだけではありません。代謝されて排出もされますが、常時吸入しているとしたら累積されることもあり得ます。10マイクロの外部被ばくより内部被ばくの防御のほうが重要です。今帰るべきではありません。

 残念ながら出張中でEモバイルの電源が切れそうです。明日に続きます。。。。

福島PTSD(風評被害と事実確認)

以前、根昆布水に凝ったことがある。昆布のトロトロにはフコダインが含まれていてガンの代替療法でフコイダン療法として使われている。日高昆布や色々な昆布を試したが、三陸海岸の根昆布が一番良かった。ただ冬は昆布水は身体が冷えるのでいつもこの三陸の茎わかめを食べていた。

フコダインはガン細胞のアポトージス(自死)のきっかけを作る。この他ガンの血管新生を阻止したり、マクロファージなどの免疫活性を高めガンから身体を守る。学生時代病理学教室でよくガン組織を顕微鏡で見ていたが、ガン自身も粘液多糖体を多く出すため、多くの免疫細胞がそれを目標に攻撃にやってくる。消化管は免疫機能が高いので、根昆布のような粘液多糖体であるフコイダンがやってくると、一気に身体の免疫活性が上がる。その交差免疫でガンをやっつけることが出来るのである。

 風評被害防止と言うことで政治家が被災地の野菜を食べたり、官公庁の食堂で被災地の野菜を多く使ったりしているが、やや疑問が残る。100ベクレル以上でなければ99ベクレル以下なら良いのだろうか。ストロンチュウムやプルトニュウムのベクレルではありませんよね?御用学者の話ではプルトニュウムは重いので遠くには飛ばないという話。黄砂の石は重くないのでしょうか?それらの事実を確認、理解して自分で食べるのは良いのでしょうが、個人が選択できない公共の食堂で無理やり使うというのどうかと思う。被災地を応援するのは理解できる。しかし漁業と農業には、そんなことをはるかに超える補償がいるのである。最近1ヶ月以上経ってやっと被爆地図が出てきた。以前コンパス表現は非現実的と言ったが、被爆地図で判断しないとダメです。風向が大切で、原発から10キロでも食べられる野菜があるし、30キロ以上離れていても汚染された野菜もあるかも知れない。だから、出来れば放射性同位元素別くらいの地図が欲しい。




 上の写真は花崗岩のラジウム放射線を測っているインスペクターという機械である。これを持って福島県で測り回れば1日でマイクロシーベルトによる被爆地図が出来る。しかしテレビでが県内には放射線測定センターが何十カ所もあると聞いた。それならば毎日時々刻々と汚染地図が花粉情報のように出てくるはずである。これが1ヶ月以上も遅れて出てくる理由が分からない。風評被害というまえに、あるいは待機や避難というまえにこれらの事実を先にすぐさまハッキリさせるべきである。曖昧な限り人は慎重になる。先日フカヒレがとても安い値段で売られていた。好きなので沢山買って食べた。後でよく考えたらフカヒレは仙台である。一瞬しまったと思ったが、当然乾燥ひれなので原発事故前のものである。上記の茎わかめもそうである。事故前の物でも売れなくなるこれが風評被害である。こっそり売られるのも気分が悪いが、事故前という事実が分かれば誰もが買うはずである。買いだめさえするだろう。風評被害と言う前に事実確認が絶対必要である。今回の事故では事実が確実に明らかにされていないという不安がついて回っている。

 ガンにも効く三陸の根昆布。しかしやがて放射性ヨードが入り、甲状腺ガンの危険が出てくるかも知れない。便利な包丁が凶器となるかも知れないのである。しかしそういう風にしたのは私達自身である。物質的快楽を求め過ぎ、これ以上大切な物を失いたくない。暗い話なので最後に農園の奇麗な緑の桜を紹介。少しピンクが入っているので好きです。


福島PTSD(天使か悪魔か)


ホウレン草のたねを撒きました。トラクターで適当に耕し適当にたねを撒く。あっという間のいい加減農法です。

油もたっぷり入れたぞ~~それ行け~~

 心療内科は苦しんでいる患者さんを助ける仕事です。全神経を患者に集中し、どうしたら相手が幸福になれるかを考える。天使のように精神的な全エネルギーを人のために注ぐ。しかしこれを悪用すれば悪魔の力となる。相手の弱点を集中力でもって看破し、洗脳し脅し自分の都合の良いように人を利用することも出来ます。でもそれをすればこの世では天国でもあの世では地獄です。ルシファーいわゆるサタンは元大天使です。力があるからサタンになれるのです。

 でも、今回の天災と人災原発は悪魔的な心で判断していかないとやばい感じです。飯舘村からストロンチュウム。避難勧告が出たあとにストロンチュウムの発表。さすが素晴らしい政府の先見のある判断。でもストロンチュウムが既に出ていることが分かっていてゲロしていなかったとしたら、当然今頃遅いと逆に非難ゴウゴウ。早くプルトニュウムの汚染地図も出して欲しい。20キロ、30キロなんてコンパスじゃあるまいし。
 夏でもないのに計画停電。何回か停電をやって、東京都民に如何に停電が恐ろしいかを経験させる。夏はもっと怖いぞ。ヒートアイランドで熱中症だ。だから原発は必要でしょ。分かるでしょ。原発事故許して仕方なかったんです。だから、これからも残った他にある原発は停止させないでね。等々私の悪魔がささやいているような気がする。

福島PTSD(花見禁止令と花見ネコ)

小倉城の公園に花見に行きました。花は満開で、いつもは人で一杯なのにほとんど人がいません。1~2カ所ゴザが敷いてありました。閑散としていました。

小倉城の大砲も鳴りません。

おみくじも売れません。

テキ屋さんも可哀想です客が来ません。

ネコが一匹花見に来ていました。人を見ても逃げません。なめられました。

石原東京都知事が花見は慎むべきのお言葉。昔はみんなが心を一つにして良かった?公的な立場の人がこんなことを言って良いのでしょうか。そういえば「欲しがりません勝つまでは」といって、一億玉砕を謳い日本人は悲惨な終戦を迎えました。精神医学的に今は国民全体がPTSDになるのを防がないといけないのに。。。。東日本の震災と原発事故は長くかかります。長い長い経済的な援助がいります。西日本が元気でいなければ誰が東を支えますか。外国は日本人を見ています。全国民が沈んでいれば日本に特別なマイナス感情をふくらませるだけになります。可哀想な国。ダメになった国。こういう評価は商売には良くありません。要するに花見ネコになもなめられるようになると言うことです。心で泣いて外では笑顔で楽しく。踊って歌わないと岩戸が開かず幸福の神さまも来ません。