統合医療日記」カテゴリーアーカイブ

2017年9月18日

高橋信次と統合医療(最終章1)

右が「心経の言霊」といって信次先生が書いた「心経」の解説書で462ページあります。

左が「反省のかなめ」と言って反省の方法を解説したもので250ページほどあります。

多分聖書より具体的で分かりやすいと思います。現代のGood Newsと言っても過言ではありません。

いつも持ち歩いている心経が書いてある証本ですがもうボロボロぼろです。暗記しているので持ち歩く必要もないのですが、魔よけです。事故に会いません。暗記しているのは死んだ時にも潜在意識に残り、魔戦う力にるからです。

こんなもの持っている人もいないと思いますが、今もっているのがもう古くなったので、たまたまこれが出てきましたので、これからはこれを持ち歩く事にします。

久しぶりのブログアップですが、新院長になり忙しく診療から帰ったら中国ドラマを見て、ギターを弾きながら歌を歌い癒して終わる毎日です。今日は台風が上陸したので、久しぶりにアップできそうです。2ヶ月もアップしないのに毎日アクセスが100以上ありPVが200以上有ります。特に最近高橋信次の所にアクセスしている人が多いようで、何か復活の兆しも感じます。

 自給自足農園:以前何処まで書いたか忘れましたが、今日は最終回(2回)にします。私は当時自給自足の農園に生まれました。中学生までは給食費以外はお金を使ったことがほとんど有りません。肉は大体鶏肉か豚肉、ヤギ肉、たまにイノシシやウサギの肉です。魚は玄界灘が近いので海魚も食べていましたが、個人的には大体コイかフナの寒露煮かなまずの蒲焼、ドジョウや川海老もたまに食べていました。病気の叔父が農園で花で生活していましたので、季節には四季折々の花が咲き、野草も咲いていました。果物もほとんど種類が有り、全ての果物が旬でもぎたて新鮮の美味しいのを食べていました。子供のときは農業の厳しい作業も免除され、ただ全の収穫のものを取って食べる。またそれがゲームの用に面白く退屈することは有りませんでした。

百姓の次男が医者になった理由(分け):そんな分けで高校生になっても自分は農学部しか行くところは無いと思い九大の農学部に行く事にしていました。ところが高校二年生のときのある日、「医者になりなさい!」という声が聞こえてきました。これは守護霊のことですが、誤解を招くといけないのでこれからはインスピレーションと表現します。「おかしなことが有るものだと思いましたが、その後書店に行き「職業適性の本」を見てみました。そこには医者になる3つの条件がかかれていました。1.博愛の精神を持っていること 2.健康と屈強な体力 3.勉強が好きなこと の3条件が書いてありました。私は即座に3つとも無し、ムリということで医者になることは見送りました。ところが、3年生の時の願書提出前にまたインスピレーションが下りてきました。今度は「今夜は医者になるかどうかを勉強は一切せずに考えろ!」とのことでした。今度は完全に精神がのっとられましたので、一晩中考えました。結局父親の医療の甲斐なく無残な在宅ガン死と、その後の母子家庭とガン遺児の不幸体験から、「確かに人生は厳しい、蝶や花よの生活だけではすまない。医者になったところで、この厳しいガン病や不幸の役には絶たないかもしれないが、いくばくかの抵抗にはなるかもしれない」そう思い一年留浪人する事にしました。

久々のインスピレーション:東京医科歯科大学に行くつもりが、学園紛争で東大の医学部入試が中止となり、その受験生600人が医科歯科大学を受けることになり、太刀打ちできず結局第2次希望の鳥取大学にしました。ガン遺児の母子家庭にとっては、勉学に6年も罹る事態が困難でした。片親を亡くした子供は誰もが「もう一人の親も死ぬかもしれない」という恐怖症にそれとなくなるものです。百姓なら怖くは有りませんが、今はお金のかかる医師への道で、さらに親死に経済的に絶たれれば、中途退学止むなしなのです。一刻も早く卒業し、二浪や留年は原則出来ません。6年後何んとか卒業試験にこぎつけたものの、既に20%は脱落しており、卒業試験でまた2割さらに国家試験で2割落ちますので、12月山陰の氷点下の中コタツの中で必死で勉強していました。3日猛勉強して最後の日はほぼ徹夜、試験が終わった日は一日だけ普通の日を送り、さらに3日という事が10何科目2~3ヶ月続くのです。若くないと出来ません。そんな時に久しぶりに例のインスピレーションが聞こえてきました。「お前はそんな事をしている場合ではない!今東京に偉大な人が出てきている。お前はすぐに会いに行け!」という場違いな声が聞こえてきました。「そんな事をしている場合ではない!?」とんでもない事を言って来たなと思いそのときは一蹴しました。あの世とこの世の時間間隔は大分ずれが有るようです。しかし、その後それが高橋信次の事である事が分かり、彼の死の3ヶ月前に2日間にわたる個人指導で、百姓希望の私を無理やり医師にしたインスピレーションと高橋信次に会えというインスピレーションが同じである次元のものであることが分かりました。

次回は高橋信次と会ったことが、何故私が統合医療を目指さざるを得なかったかについて、最終章その2とします。

 

2017年7月17日

信頼と感謝の微笑

 ガンと漢方の勉強に土曜日診療が終わったあとに行きました。ガンの漢方については私もかなり詳しいのですが、患者さんのために少しでも役に立つことがあれば学びたいという思いで参加しました。しかし、抗がん剤を打っている患者の副作用に対する漢方薬の治療法が中心でした。私としては、抗がん剤未使用のがん患者さんに使うことが多いので少し趣が違いましたが、実際副作用で苦しむ患者さんも多いので大変参考になりました。

 しかし一般的な考え方からすると漢方は補助療法にしか過ぎないと言う考え方が多いのです。講演の終了後、演者に「既に抗がん剤を使っている患者さんに主治医の許可なく使うのことにためらいがあるのですが、患者が望めば主治医に断り無く使ってよいものでしょうか?」と聞きました。そうすると彼は「うん!漢方は調味料みたいなものですから良いですよ」という答えが返ってきました。まあ講師もそんな程度の考え方ですから漢方でガンを治すという思いは無いようです。

 しかしそうとは限らないのです。以前、私に微笑みかける女性がいるので誰だろうと思っていました。その後、私が漢方療法を始めていたガン患者さんであることが分かりました。手術不能の進行ガンの患者さんでしたが、治療の副作用もあり治療もそこそこに病院から帰されましたが、先日ガンがほとんど消えているので、予定の放射線療法はしなくて良いということで、また病院から帰されたそうです。2度病院から見捨てられた感じですが、一回目と二回目は大違いなのです。微笑みもでるわけです。その他の対応もしていますが、漢方生薬が効果的であったのは言うまでもありません。

 以前東京の救急病院に勤めていた頃に婦人科から産褥熱が治らずに内科に転院してきた患者さんがいました。最初は、私が担当ではありませんでしたが、重篤になり私も担当するようになりました。苦労した末、やっと抗生物質がヒットして感染症が治りました。その後その病院を1週間ほど離れましたが、帰ってきて病棟を歩いていた時に、マリアの微笑のように微笑みかける人がいるので、注意してみるとその産褥熱の患者さんでした。どうやら私に助けられたと思っているようで感謝の微笑のようでした。医者なら誰もがそういう経験はあるのでしょうが、患者さんの信頼と感謝の微笑は、まるでマリアの微笑のようです。

 芸能人や有名人がガンにかかったら治らない理由:きらびやかな世界に住む人は結果主義の人が多い。無名で終わるか有名になるか、丁か半かの世界です。ガンもかかるとすぐに結果を出したい。お金を使ってでも有名な病院で有名な医者に治療してもらいたい、もしくはすぐに治してもらいたいと考えがちです。しかしガンになったのは昨日今日の原因ではありません。既に20年も30年も前から始まってういるのです。ですから急に治そうと考えてはいけません。そんな病気に丁か半かの強烈な治療だけを急に始めたら宜しくありません。ガンは時空の病ですから漢方のように、患者を気・血・水や陰陽虚実から見る医学が大切です。「漢方は未病を治す」と言って、病気になる前を治すのが得意ですが、たとえ病気になってしまっても、その病気にも未病の状態はあったのです。病気全体を治すためには未病にさかのぼって治す事も意義があります。過去未来現在に係わる時空の病であるガンは、カーサテルマエのような田舎ではなく、都会で自然療法が難しい場合は、是非とも漢方療法が期待されます。

今月は漢方三昧です。ガンには痛みやメンタルのつき物です。これらにも漢方は有効です。先日血液サラサラの漢方を心療内科の患者さんに使ったら頚椎症の痛みが良くなり、リリカがいらなくなりました。漢方は医者が治そうとする病気より、患者が治らなければならない病気に効くから面白い。今月末は精神科の漢方で鬱か認知症か講演があります。40年漢方をやっていますが、学ぶ所にかぎりが無く医師としていつまでも成長できます。その点抗がん剤は研修医が打とうがベテランのガン専門医が打とうが治療効果は変わりません。一体何処が0000い???

2017年7月4日

健康温泉アパートカーサテルマエ完成するも営業は8月?難しい広報

カーサテルマエのホームページのためにドローンで1万2千坪の敷地(田畑山林)全体を空撮しました。

カーサテルマエの内容が極めて特殊なのでどう知らせたらよいのなかなか分かりません。平面図ではマイナスイオンが多いとかも分からないでしょうから森林を強調した空撮をホームページにリンクする事にしました。

大体楕円形をした1万2千坪ほどの敷地、標高は37メーターであまり高くないが、数百年はあるような巨木の高さを入れると山の高さは50メーター以上にはなると思います。敷地の端の所に県道55号線が通っています。その道横にクリニックとカーサテルマエがあり、山ふもとに熊井温泉の源泉地があります。

ここは古文書によると古神道の神社群があったようです。この鳥瞰図を実現したくドローンを飛ばした目的もあります。この鳥瞰図は山から画けるところは無く、まさにドローンで取らなければ画けない図なのです。

熊井温泉の位置はこの鳥瞰図の神社群の中にあり、丁度守護神社の水神様のところです。偶然とはいえ、まさにご神水です。ドローンで2000年前の古代を検証した感じで自己満足しています。

さてカーサテルマエは、大工がいないと言う事で補修工事追加工事が進まず、5月7日に受け渡しが終わるも、営業は遅れに遅れて8月からになりそうです。まあ今日も診療の昼休みにアパートの部屋で太極拳とヨガをして肩湯、打たせ湯等々楽しみながら、最後に自律訓練をして部屋で昼寝しました。別荘感覚で良いかなという感じで、営業努力がでてきません。

そうは言いながらも、1階の厨房では料理教室が活発です。第2回目の玄米菜食の教室が先週ありました。

2回目は旬の有機ニンニクを使った玄米菜食です。ニンニクの多様な使い方に良い勉強になりました。その中でもニンニクジャムがとても良かった!ニンニクのジャムというのはなかなか思い付きませんが、なかなかの優れものです。私は納豆が嫌いですが、納豆の中のナットウキナーゼは血液をサラサラにして脳梗塞を予防するので、鼻つまんで食べています。ニンニクはアリシンがあり血液もサラサラでニンニクに多い多いイオウはインスリン材料でこうれまた糖尿病に良い。また抗酸化物質も多く、黒ニンニクは統合医療を目指すガン患者の一番人気です。しかし私はニンニクも食べると胃がむかつくのであまり食べません。けど調理法でこの二つの苦手なものが美味しく食べられるのには驚きました。要するにニンニクジャムを納豆と混ぜると納豆がとても美味しく食べられてビックリしました。ニンニク嫌いと納豆嫌いには朗報です。

苦瓜と思って植えたら糸瓜が出てきてがっかりしましたが、料理の講師に糸瓜の料理法を教えてもらいましたので、パプリカと患者さんから貰ったインゲン豆を入れて、このニンニクジャムを入れました、すい臓のβ3レセプターを刺激して糖尿病に良い山椒も少し入れました。最高!!に美味しかった。ちなみにピンクの色はビーツを卸したものです。

 

2017年5月25日

健康温泉アパートカーサテルマエ完成。6月半ば頃営業開始

カーサテルマエが完成しました。

薬局と会社の入り口にも格子を張りました。窓には花壇がおける飾り窓にしました。

5月7日にカーサテルマエの引渡しが終わりましたが、追加工事や備品の搬入がまだ色々あり、営業開始は6月半ば頃になりそうです。とりあえず正面が博多のにわか煎餅のようにのっぺらぼうでしたので、化粧してまあまあ見られるようになりました。カーサとはスペイン語で家のことで、テルマエとはイタリア語で温泉のことです。要するに「温泉の家」というところです。

玄関は電子ロック

部屋がやや狭くデスクが置けませんのでノートがおける二人がけのいすとテーブル

ベットは全自動にしました。立てればソファーとしても使えるので便利です。ベッドの横にはラドンの原石をスライスした壁です。ラドンと天然のマイナスイオンが出ます。木と土と石から出来た部屋です。

原石をスライスするのにお金がかかりました。

遠くから来る人のために収納を多くしました。

空間を広くし、外部の光を取り入れました。LEDは避けました。

全自動トイレ、音楽付きはB部屋だけ。

IHなしのニクロム線の電気調理器です。下に温水器が有ります。

洗面台

風呂

やや広い風呂。リクシルスパージュ。

雨のようなシャワー、小さいのは風呂を洗うシャワー。取り分け垂直に落ちてくる打たせ湯は最高です。

水流

肩湯

肩湯はパルス切り替えもあり、なかなか心地が良い。

風呂の明るさが調整出来るので、気分に合わせてリラックスできます。

使い方に慣れるまで少し時間が・・・

全自動で、何かのときは呼び出しが有り安全です。

栓もボタン一つで楽です。

漆喰で出来た壁と天然石。漆喰は部屋の湿度を40%に保ちます。湿度が40%の時の水蒸気が一番マイナスイオンが帯電します。ちなみにプラスイオンが帯電する水滴は湿度が80%です。

セコムが警備します。マイドクターあり。

1階で行われる自然食料理教室。

自然食料理家高畑康子先生が協力。この先生は外国の方が有名。

知識が豊富で講義が大変ためになり面白い。

診療の昼休みに私も参加し料理の素材の医学的効用や調理法について解説します。

多分相談所となる1階の事務所の横にある応接室

知る人ぞ知る高濃度のラドン温泉、ラドン78.9マッヘ福岡県で一番、九州で2番?日本でもベスト10には入るかと思います。何よりもラドンは空気の7.7倍重いので、普通のラドン温泉の温泉旅館の大浴場や温泉センターでは私が測った限りではラドンは流れてしまい高い値が出ません。ラドン温泉は密閉風呂で無ければならないのです。玉川温泉に去年行きましたが、放射線の出ているところは神社前だけなのに、多くのは人ラジウムが無い岩盤のただ温かいところに集まっています。温熱療法としては良いかもしれませんが、ホルミシス効果は期待できません。玉川温泉はラドンはほとんど有りません。吹きざらしですから。ラドン温泉に入る人も、ラドンが空気の7.7倍重たく流れ出てしまうという事を知りません。密閉風呂で無く風通しの良いところに入ったりしては効果有りません。このようにホルミシス効果についてはきっちりとした知識が必要です。カーサテルマエでは、こうした知識をフルに使い完成しました。密閉された空間で強大シャワーと強烈な打たせ湯で、ラドンを一瞬で最大限にしたガス室です。

もうこんな所は他には日本にも世界にも有りません。

部屋が3個有るのでシャワーと打たせ湯を強烈にするためタンクと追い討ちのポンプを付けました。

余ったラドン石のスライスを使い左の広い所に岩盤浴を作る予定です。40度の岩盤に寝るのは疲れず長時間が可能です。

やはり温熱療法も大切です。

3000坪の無農薬栽培農園で御歳76歳でありながら素材を作っている高畑康子先生。私も1年間米や麦も入れて全ての作物を無農薬で作りましたが、きつくて1年で終わりました。無農薬は家庭菜園がせいぜいです。それを毎年続けているから大したものです。料理のプロが最終的に行き着くところはやはり素材です。農薬で作った作物は栄養価が5分の一くらいです。食は見て、臭いをかいで、舌で味わい食べるのですが、一番大切なことは考えて食べるという事です。自分の食べているものがどういうものであるかをよく知って食べないと病気になります。病気を治すという事は病院でやるような派手な事ではなく、本当はとても地味で地道な自助努力なのです。

2017年5月21日

タイトロープ(カオスの今を生きる)

毎日来る患者さんを見てつくづく思う。

人生は混沌としている。

社会はストレスで一杯だ。

パワハラリストラで苦しむ人。

失業と経済破綻の恐怖。

離婚と訴訟。

暴力と憎しみ。

ガンの再発を知りうなだれる人。

うつ病が治らず苦しむ人。

ガンの夫と認知症の妻との老々介護

親の介護と自分の仕事と子供や夫の世話で自分が無い人

死の恐怖でパニック発作を繰り返す人。

そんな中でも人は生きて行かなければならない。

 

一般の人が言うマインドフルネスって余裕のある人の言葉。

社会から逃げてストレスから逃げれば平和かもしれない。

でも現代人はそうは行かない。

 

マインドフルネス、静的意識集中それもまあまあ悪くは無い。

しかし動的意識集中というのもある。

それは太極拳や山登りや、動きながらの意識集中の事だ。

マインドフルネス、動的意識集中それはまあまあ良い。

インドアの意識集中も良いし、アウトドアの意識集中も良い。

しかし一番良いのは現実的意識集中だ。

それは現実社会の中で行う意識集中のことだ。

 

患者だけでなく働く多くの人の不安恐怖の99%は実現しない。

みんなバーチャル(仮想現実)な悩みで苦しんでいる。

あきらかにマインドの喪失状態だ。

これをマインドレスネスという。

自分が無くなっている。

心療内科ではそれが病気に絡めば失感情症とか失体感症という。

 

自分を取り戻すためにはあらゆるストレスから逃れるか対抗するしかない。

現実で自分を正気にたもって生きるのはまるで綱渡りのタイトロープの上を歩くようなものだ。

だからこの厳しい現実を生きて行くためには厳しい意識集中が必要だ。

これを現実的的意識集中といったが、これこそが今現代人が生きる真のマインドフルネスの道だ。

 

どういうことかというとストレスの多い中でこそ、今を生きる事に集中する訓練をするという事だ。

いろんな悩みがあるけれどもそれに囚われず今の瞬間を直実に生きるという事だ。

ガンで死ぬかもしれない、失業するかもしれない、受験に失敗するかもしれないの不安の中で、今を生きるという事だ。

 歩くときは歩き、トイレするときはトイレに、食べるときは食べる事に、全ていましていることに集中する事だ。

生まれてまだ一週間のヤギの子、もう親から離れて自然の光の中で生を謳歌している。時に瞑想状態?時には回転しながら飛び跳ね「生きているだけで幸せ」とう感じが伝わってい来る。

現実的意識集中は忙しい日常生活の中でマインドフルネスになる方法だが、簡単には説明できない。

まずは自律訓練療法や呼吸法(腹式呼吸)から入ると効率が良いかも知れない。

しかし一番言いたい事は「厳しく困難な事態でもマインドフルネスに誰もが特別な訓練無く成れる」ということだ。

その最後の決め手は「生きている事に感謝」が出来るか出来ないかにかかっている。

日々感謝の心になれれば本当はマインドフルネスになるのは実に簡単な事なのだ。

マインドレスネス、あらゆる不幸はその無明に起因する。

今この瞬間を生きることが大切だ。

2017年5月15日

初乳療法その②全部で6匹になりました。

7月7日生まれのナナが2匹の子供を生みました。小春と勇気が来て丁度1年になりますが、小春が雪というメスを産み、後からやって来たナナと彦左衛門が5月9日にココとナン?を生みました。ナナはトカラ種でやや小さいので、初乳療法にはあまり役に立たないかもしれません。しかしきっと可愛いヤギが生まれるのでないかと思っていました。小春の出産のとき、万一母乳を飲めなかった時のためにヤギの粉ミルクを買っていたのを今回もスタンバイしました。

なかなか乳が飲めませんでしたが、案ずるより生むがやすしで、今回も雪のときと同じく自力で飲むようになりました。10分でしっかりと立ち、さらに10分で乳が飲めました。さすが自然力です。結局粉ミルクは私が飲みました。

 

数日後は兄弟(姉妹?)のんびりと過ごしています。

外にも出歩くようになりました。早い!

冬に用意していた新ヤギ牧場も草が生えてきて仕上げの段階にはいりました、今また小春が妊娠しているようなので鼠算式に増えて来るかも。ヤギは生まれて5ヶ月で妊娠し5ヵ月後に生むので、一年足らずでお母さんです。

 初乳療法普通牛を使いますが、私から言わせればここはヤギは一番、ヤギは最も人間の母乳にその構成成分が似ているからです。乳脂肪や乳糖が細かく消化しやすいので、鳥獣保護区から迷い出てきた赤ちゃんにはヤギのミルクが使われます。初乳はIgAという抗体が多く、IgAは消化管の免疫では重要な働きをします。マウスの実験では、嘔吐下痢症を起こすロタウイルスに感染したマウスでは、初乳をあらかじめ飲ませていると発病が抑えられます。人間においても高齢者に初乳を3ヶ月飲ませておくと免疫が2年若がえるそうです。またラクトフェリンという物質も免疫効果を高めます。IgGは色々な感染症の抗体ですが、初乳を通して子供に与えられる受動免疫です。生ワクチンみたいなものですね。

 その他NK細胞の機能を高めたりします。これはサイトカインすなわち免疫を活性化する物質IL-2,IL-4、TGF,INFなどが多く含まれており、IgAやIgGなどの液性免疫の受動免疫以上の力がある免疫増強物質が多いということです。これらにより初乳療法がガン患者さんに有効なの想像に難くは有りません。というのはガン患者さんは抗がん剤や麻薬で腸が相当傷んでいるので、この初乳による腸の活性化は重要です。腸は免疫の80%を司っていますので、ガン患者さんの腸内細菌問題や腸の免疫状態はかなり意識されるべきです。初乳MAFという形で現在健康食品も有りますが、何と言っても実際の初乳を飲ませるのが一番です。がん患者さんに若いお母さんの乳を飲ませることは出来ませんので、ヤギの初乳で勝負です。でもヤギの世話は大変です。実現にはもう2年ほど罹りそうですね。

2017年5月13日

カーサテルマエ料理教室

5月12日、今日はカーサテルマエの料理教室「玄米菜食」です。「雨が緑を育みます」というタイトルどおり今日は大雨です。しかし雨が降れば憂うつですが、植えた苗が枯れずにすむので安心します。まさに太陽だけでは緑は育ちません。今日はタイトルにピッタリの日になりました。

高畑康子先生の料理はとにかく雅です。玄米菜食でこれほど雅な料理が出来るので見て楽しむ事も食事には重要と思いました。

これが発芽玄米の御飯です。黄色いのは当日作った豆乳の糟、すなわちおからにウコンを混ぜたものが載っています。黒ゴマ9対塩1ののふりかけがかけてあります。

ダシは昆布とシイタケ、水は熊井温泉なのでダシが良く出ます。

実習風景。

講義風景。

私も午前中の診療が終わった後から参加して、素材の成分やポリフェノールなどの抗酸化物質について述べます。高畑先生と交互に話して行くので納得できるお話となりました。皆さん一生懸命に記録していました。今日の生徒はマクロビやホールフードの達人でそれぞれが先生にもなれる人達なので、レベルが高いので高畑先生もこんなテキパキした教室は始めてみたいなことを言っていたそうです。

この有機野菜が最高に美味しかった。

これは甘酒のチョコレートです。

居室で貰った野菜をまた夜食べました。

こちらはチキンフライにあんかけとして使いました。夜はたんぱく質もとらないとね。

手製の甘酒や塩麹、黒ゴマふりかけ、ウコンおから等々貰ってきました。本日の生徒さんのアンケートは概ね大感激でした。

 

2017年5月8日

健康温泉アパートカーサテルマエ引渡し当日(アイランドキッチンと玄米菜食)

いよいよ完成です。今日はカーサテルマエの引渡し日です。連休最後まで皆さん頑張ってくれました。飯塚市の許斐の2千円弁当を16個頼みました。

 

鍵だけでも沢山あります。

講義室兼料理教室の食堂兼シアタールームスクリーンが下りてくるスピーカーボックスの上に業者さんから頂いたランを飾りました。

熊井温泉自販機の前の高畑康子先生、玄米菜食では外国の方が有名かもしれません。水を汲みに来て頂くときいつも有機野菜を頂きます。3千坪の畑に無農薬自家栽培で料理の素材も徹底しています。さすが実践料理家です。5月12日より毎週金曜日高畑先生の玄米菜食の料理教室があります。

ガンが食事で良くなるというとみんな信じないでしょうが、薬食同源や医食同源という言葉が有るように食の力は絶大です。人は水で2キロ食事が2キロ、空気は18キロ摂取しています。薬はミリグラム単位です。如何に食事が有効かが分かるでしょう。私は玄米菜食派ではありませんが、玄米菜食はがん患者さんには一日一食は必須です。

料理教室をするので台所に作業台を大きくしたアイランドキッチンにしました。ガスコンロとシンクが別の場所に有ります。

6人は作業できます。

収納を多くしました。

作業台にも収納が沢山有ります

とりあえずスリッパを15個そろえました。

ナフコにテーブル等買いに行きました。

親戚や友人が手伝ってくれて助かりました。

食事するところがちょっと狭いので天気の良い時は1階のテラスでも。

とうとう出来てしまいました。これからが大変です。自分で治すガンには料理と素材の知識が重要です。腸には腸内細菌が必要なように土には良き土壌細菌が必要です。土と水と空気そして食つにて皆で実践しながら勉強します。

2017年5月5日

健康温泉アパートカーサテルマエ完成3日前(奇跡の統合医療村完成真近)

後数日で完成予定です。下水道が長いので大変です。

歩道の際に埋め込んで行きます。

カーサテルマエから90メートル離れているので経費もかかります。

さらに県道の下を12メートル進み、ここでボックスカルバートを作りそこから下水道に繋ぎます。

こちらは上水です。カーサテルマエは飲用も地下水です。さらに温泉水がありますのでこちらも大変です。

最近は水道管はすべてポリ管なので金属で汚染される事もありません。

皆さんが連休の中日でありながら、働いているので私も頑張って苦瓜ときゅうりを植えました。

これはナタ豆です。排膿と抗腫瘍性と腎機能改善に効果があります。

山藤が咲いています。

長い藤より山藤の方が趣があります。

散策すると色々な花が咲いています。名前は知りませんが・・・

とりあえずフキと竹の子を取りました。

大きくなりすぎですが、メだけなので美味しい。楕円形をしたのがメスで、円形をしたのが雄です。たけのこはメスが美味しい。

ヤギ牧場作りも進んでいます。ヤギ小屋では掃除が大変です。早く放牧したい。

2箇所に分けて交互に放牧します。

さすがに中の工事は皆さんお休みです。

 

 一万数千坪のNO CHEMICALの土地にクリニックが建ちカーサテルマエが建ちました。マイナスイオンの山の中の1.5キロほどの遊歩道に有機農場とヤギ牧場も充実しつつあります。昨年、日本人ですが、オレゴン州から末期ガンの男性がやってきました。アメリカは医療費が高いので、普通の人がガンを治療すると一族が滅ぶそうです。そのため日本で死ぬ事にして、彼はアメリカの家族と死での別れをして、親戚を頼ってやってきました。縁あって私が3回診療しました。最初は結局インスリンを大量に打ちながら重病の糖尿病とガンでした。洞窟浴と温泉水の飲水と生薬だけでしたが、約半年後にインスリンも打つ必要もなくなり元気でオレゴンに帰りました。数ヵ月後オレゴンから連絡があり元気で山でマッタケ取りをしているとのことでした。また彼が死ぬと思っていた家族は彼の二階の部屋取っ払っていたので、彼は怒っていました。

 彼が洞窟から出てきたとき「こんないい所はアメリカにはありません」と言いました。「それは言いすぎだろう」と思いましたが、カーサテルマエが建てば規模はとても小さいがシステムとしては、世界一かもしれません。しかしそれは内容が良いと言うよりも「実現がとても不可能ことが実現した」ということがそうなのかもしれません。

 

2017年5月2日

温泉健康アパートカーサテルマエ完成5日前

カーサテルマエの売りは何といっても風呂。福岡県で一番、日本でもベストテンには入るラドン78.9マッヘの熊井温泉3号泉のかけ流しです。風呂はリクシルスパージュで黒、ベージュ、白と3部屋とも色調が異なっています。雨のような巨大シャワーで一気に風呂の中がラドンのガス室になります。風呂に入らなくてもシャワーだけで十分かもしれません。

シャワーのように見えるのは風呂を洗うだけのシャワーです。シャワーのほかに垂直に落ちてくる打たせ湯が個人的に興味があります。

肩湯もあり、水流ありです。マッサージ効果抜群、まだ入っていませんが・・・

石の力、私がカーサテルマエを建てる動機となった「石の力」を強調した部屋の中の石壁。熊井温泉のラドン石をスライスして壁に張りました。タイル屋さんに相当迷惑をかけました。しかしこの石のラジウムからラドンがどんどん出てきます。ピンクの壁は漆喰です。

床は松で天井は杉、石と土と木で出来た部屋です。漆喰は部屋の湿度を40%に保ちます。すなわちマイナスイオンが一番保たれる水滴の大きさになるように考えています。

ラドン石を墓石屋さんでスライスにするだけで20万かかりました。

ミニキッチンはニクロム線の電熱器です。火力は弱いが電磁波はありません。電磁波はプラスイオンを多く出しますので。

アパートの部屋の一角にあるテラス。

台所はまだ物があまり入っていません。

講義室兼料理教室の部屋兼ホームシアタールーム。

スピーカーは7.1です。5個のスピーカーは天井はめ込みです。